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自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・入学者受け入れ方針と入学者選抜方法、カリキュラムとの関係

〔生物産業学部〕
【現状】
 一般入試における選抜は必修(英語)1科目と選択2科目(選択できる科目は学科によって異なる)の総合点で判定している。選択科目は、数学・国語・情報関係基礎の中から1科目と生物・化学(生物生産学科、食品科学科)及び生物・化学・日本史・地理・世界史・政治経済(産業経営学科)のなかから1科目を選択する。幅広い科目のなかから選択科目を選ぶことが出来るので、多様な志向の学生を対象に選抜することが出来るが、反面、専攻する専門分野に関連する基礎科目を履修していない者が合格する可能性が高い。このような場合に対処するために、1年次のカリキュラムに、基礎生物学・基礎化学・レポート作製演習などの補習的科目を配当し、専門科目の授業に対処できるような体制をとっている。
 推薦入試・指定校推薦入試の選抜は、いずれの場合も、書類、作文、面接をあわせて総合的に評価して判定している。この制度での入学者は高等学校での学生生活をどのように有意義に過ごしてきたか、何がやりたくて本学部を選んだかなどを主に見るもので目的意識を強く持った、モチベーションの高い者を選抜することが出来る。

 

【点検・評価 長所と問題点】
 実力本位で選抜する一般入試での入学者と本学部に強い憧れを持った個性豊かな学生を対象に選抜する推薦入試での入学者の割合は、ほぼ6:4であり、多様な志向を持った個性豊かな学生の受け入れは達成できている。しかし、学力も多様でレベルに大きな差が見られるのが大きな問題点である。1、2年次でレベルの低い学生の基礎学力を底上げし、支障なく専門科目へ移行出来るようにするシステムが必要である。

 

【将来の改善・改革に向けた方策】
 現行の体制では基礎学力の底上げが不十分である。1年次の前期をすべて補習的授業に当てるなどの抜本的解決策を模索し、制度化しなくてはならない。そのためには、カリキュラム全体の見直しが必要で、学部教学委員会で検討してゆく。

 

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