序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔国際食料情報学部〕 【現状】 本学部は、定員充足率の確保に向けて、平成10年に農学部改組を行った結果、誕生した学部である。国際農業開発学科は農学部国際農業開発学科から移行し、食料環境経済学科は農学部農業経済学科から改組して新たな基本理念の確立やカリキュラム改革等を実施した。また、生物企業情報学科はこのとき新たに新設された学科である。これらの組織改組によって、現状では学生数も定員を充分に充足している。しかしながら、わが国における今後の大学進学希望者数は、少子化の影響で減少傾向にあり、本学部においても、定員の変更について検討せざるをえない状況にある。定員変更の可能性を検証する仕組みについては、大学全体において、学部長会、全学審議会、教授会および各種委員会で検討を進めている。
【点検・評価 長所と問題点】 少子化にともなう今後の受験生の減少は、必然的に定員充足率の低下につながるものと考えられ、本学部では学部改革戦略策定委員会を設け、学部・学科の再編について検討を加えてきた。この検討の結果、平成17年度から組織の改善・改革を行うことが決定している。
【将来の改善・改革に向けた方策】 上記のように学部改革戦略策定委員会での検討の結果、本学部では定員充足率の確認の上に立ち、平成17年度から次のような改革を行うことになった。食料環境経済学科と生物企業情報学科では、コース制の導入とカリキュラムの大幅改正が行われ、また夜間主コースは廃止される。これらの改革により、各学科の教育理念の再確認と講義内容の充実がはかられ、受験者数の減少傾向への歯止めが期待される。