序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔応用生物科学部〕 【現状】 ここ3年間での本学部各学科での退学者数は、平成13年30名、平成14年47名、平成15年45名と増加傾向にある。バイオサイエンス学科と生物応用化学科の1年次生は他の学科学生に比べて多い。その理由は入学手続きをしたが4月の授業に来なくなった自然退学者である(3.5%)。他の退学者の退学理由は、進路変更さらに経済的困窮に原因がある。また、年次進行にともなって心身症を発症する例が多くなってきている。
【点検・評価 長所と問題点】 退学者の理由は、学年担任が点検・評価している。授業料を払えなくなり自発的に退学し、数年後に再入学する例が最近増えている(1、2名/年)。入学前の学科イメージとの違いによる退学も1、2名/年でている。他の学生は、学業を遂行しており現在の状況ではシステム上の問題はない。
【将来の改善・改革に向けた方策】 大学をめぐる社会の状況は、大きく変化し続けている。今後退学理由を明確に把握し、その改善への努力を怠ってはならない。特に進路変更については、学部広報のあり方の検討とキャンパス見学会での内容紹介を徹底させる必要がある。社会状況にともなっての経済的困窮者に対する奨学金の拡充等も検討しつつ、現状を維持する。