序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
【現状】 本学では、一般入試T期、U期において、延べ12日間、6教科12科目にわたり120種類もの試験問題を作成している。 この膨大な入試問題作成には、入試調整委員長が、本学教員および併設高校教諭の中から出題者を厳格に選定している。また、各科目の問題作成と校正、点検には充分な時間をかけている。出題者には、前年までの経験に基づいて入試調整委員長が作成した「問題作成上の諸注意、校正マニュアル」を熟知させ、特に校正、点検に注意を払わせている。 また、入学試験を実施直後に、使用した試験問題を、第三者である大手予備校に委託し、正当性について検証させている。この検証結果は、合格発表前に出題者に確認させ、出題ミスの派生を事前に防いでいる。これによりリスクの軽減と出題者の精神的負担を和らげることができている。 作文の題目については、各学科の専門性や教育方針を踏まえての出題となっているが、各入試の選抜方針(理念)に沿っているか、入試委員会、入試選考会議において確認している。
【点検・評価 長所と問題点】 前述の通り一般入試においては、T期(A・B日程)、U期日程合わせて延べ12日間、6教科に120種類もの試験問題を作成している。この問題数の多さは、リスク管理上大きな問題でもある。また、出題者も日々の教育研究の傍らでの問題作成で、時間的にも精神的にも大きな負担となっている。
【将来の改善・改革に向けた方策】 現行の方法は、入試戦略上は、本学学科間の併願を促し、受験者数の確保に大きな役割を果たしてきた。現在、センター入試導入を見据えた準備、および一般入試での実施方法改革の検討を行っている。