・修士課程における教育内容と、博士（後期）課程における教育内容の適切性及び両者の関係

〔生物産業学研究科〕
【現状】
　博士前期課程では、学部教育で培われた｢実学主義｣の上に立った生物産業学をさらに発展させた教育内容によって高度で幅広い学問領域の知識の習得、研究水準の向上、そして創造的人材育成を目指す教育がなされている。さらに博士後期課程では博士前期課程において広く習得した生物産業学を深めるため生物資源生産学分野、バイオテクノロジー分野、生物資源利用学分野および経営経済学分野の4分野から1専攻分野を選択し、研究者として自立できる研究活動を行い、高度で専門的な業務に従事するに必要な幅広い豊かな学識を養うこと教育目標としている。すなわち、博士前期課程から博士後期課程へと段階的に学問の幅を拡大すると共に、ハードルを段階的にあげていく一貫教育を実施している。