序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔農学研究科〕 【現状】 平成14年度以前の審査方法は以下の通りであった。 博士学位の審査は、次のような審査方法・手続により厳正に行っている。課程博士の場合、(1)審査委員は主査1名、副査4〜5名を研究科委員会で承認、(2)公聴会を行い、(3)審査委員による口頭試問、(4)審査報告は研究科委員会において論文審査報告を行い評価し、(5)授与決定は研究科委員会で承認される。 同年度に研究科専攻主任会(小委員会)学位審査検討委員会を設置し、審査方法の改正を行い以下のように定め、15年度より実施した。課程博士の場合、(1)審査委員は主査1名、副査4〜5名を研究科委員会で承認、(2)各専攻で公聴会を行い、(3)審査委員による口頭試問、(4)専攻で論文内容を審査、評価し(5)審査報告を作成後研究科委員会に提出、(6)授与決定は研究科委員会で承認される。 修士論文の場合、(1)指導教授が主査として、(2)最終試験は専攻内全教員出席の下、公聴会で口頭試問を含めた修士論文発表を行い、(3)専攻内会議で合否を決定後、(4)修了者名簿を研究科委員会に提出、(5)授与決定を研究科委員会で承認される。
【点検・評価 長所と問題点】 修士学位の審査と手続は適正である。また、博士学位の審査に関してはほとんどの場合審査委員(副査)の1名は他専攻、あるいはその分野に精通した学外の専門家に依頼している。 修士学位の審査は博士前期課程の目標に沿っているが、博士学位の審査は専攻ごとに弾力的に行われているのが本研究科の長所である。
【将来の改善・改革に向けた方策】 現行の方式は透明性・客観性ともに高いと判断され、かつ問題点も指摘されていないので、当面、現行の方式を継続する。指導教授が不足している学際領域においては、関連分野の授業担当者が資格を取得するまでは、連携大学院方式による指導教授の確保を目指す。