【点検・評価 長所と問題点】
操作概念としての「調節」から、目標概念としての「環境共生」に専攻名を変更し、これに伴い、環境共生実現へのアプローチ(方法、手段)概念によって3分野(柱)に分野名の改定をおこなったことは評価に値する。
本学大学院13専攻は学科と一体化した縦割り、深化型であるのに対し、環境共生学専攻は学部、学科横断型で実践性、社会的有用性を目指す総合化型研究を特徴とする。
本研究科は、一般の学生のみならず社会人に対し広く門戸を開放している。職場におけるキャリアや、研究成果を博士論文としてまとめることにより、在勤のまま課程博士に入学することを認めるものである。事業所の許可を受け入学した学生に定期的なスクーリングによる論文作成指導など、独自の指導方法を準備する。
具体的には現職の社会人に対し、月1回、あるいは2回程度のスクーリングによる講義と論文作成指導を行い、実務中で得た知識、技術を踏まえた博士論文の完成を目指す。
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