・授業形態と授業方法の適切性、妥当性とその教育指導上の有効性
〔生物産業学部〕
【現状】
一般の科目においては、教材を用いた講義形式で行っている。教材としては、指定図書、配布資料などで、OA機材を使った講義も展開されている。実験は、生物実験室および化学実験室、食品加工センター、研究室などにおいて実験形式で実施している。実習は実際の畑、孵化施設、畜舎、森林などで実施する体験的実習と工場施設や研究所を見学する見学実習の2つの形態がある。産業経営学科のゼミ授業、生物生産学科の「生物生産学演習」、食品科学科の「科学英語」などは少人数で行われる参加型講義の形式で行っている。情報関連の教科には演習型の講義も含まれ、卒業論文は探求型の授業といえる。いずれの授業形態も重要な教育的意義を持っており妥当性の高い構成と思われる。授業形態のカリキュラム上での構成比は適切に時間配分されている。
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【点検・評価 長所と問題点】
講義室については満足できるレベルの教育設備が整っていて設備面で問題はないが、学部共通科目に於いては大人数対象の講義となっており何らかの改善が必要である。実習の環境は申し分ない立地条件にあり問題ない。しかし、実験については少人数単位で行う必要があり、指導をサポートする実験助手が大幅に不足している。
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【将来の改善・改革に向けた方策】
大人数講義の解消、少人数での実験授業を可能にするためにティーチング・アシスタントの大幅な増員などが必要である。
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