・学生の学修の活性化と教員の教育指導方法の改善を促進するための措置とその有効性
〔生物産業学部〕
【現状】
授業の活性化に関しては、授業の方法はOA機器の導入によって大きく変化し、多様化してきた。本学部では昨年来教室のOA機器の更新整備を進めており、スクリーンも大型化し、学生のニーズに答えている。教員は様々なOA機器を駆使して授業の活性化を諮っている。また、学生による授業評価により改善点が抽出された場合にはこれを受けて授業法の改善を図っており、これもまた 授業の活性化につながっている。また、学部に意見の制度を設け、学生サイドからの要望やクレームを情報として授業内容の改善に役立つ場合がある。
自学自習の活性化に関しては、学術情報センター(オホーツク)は従来の図書情報機能に加えてIT環境を整え、コンピュータ演習質・実習室のほかに24時間何時でも使用できる公開用PCをラウンジなどに配置している。また学生会館、食堂には無線LAN
の環境が整い自分のコンピュータで何時でもインターネットを利用できる。IT環境の整備は学生の学習を活性化しているのは事実で、公開用PCの利用率は非常に高い。
授業方法の改善の事例報告としては、FD委員会よりメールマガジンが全教員に配信され、その中で、授業の活性化や教育方法の実例が報告され、授業改善の一助とされている。
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【点検・評価 長所と問題点】
教育環境の一連の整備は継続中であるが、一応のレベルに達したと評価している。学生による授業評価はその設問内容を精査して、より正しく改善点が把握できるように改正する必要があるが、現行においても成果は上がっている。
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【将来の改善・改革に向けた方策】
授業環境の改善整備に終わりはない、常に点検しながら継続的に改善を進める。大学・学部のFD委員会が中心となって研究授業を開催し、教員間で教育方法の研究会を開くなどより積極的な取り組みの検討を進めている。また、学生による授業評価は、学生に授業評価の意味をよく理解させ、真面目な対応を促した上で実施し、きめ細かい活用を図る。設問の見直しも重要な課題である。
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