序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔生物産業学部〕 【現状】 生物生産学科、食品科学科が3年次から分野を専攻し、分野別の専門科目を履修すると共に希望した研究室に所属して、卒業論文に向けた基礎トレーニングを受ける。産業経営学科は3年次よりコースを専攻して、コース別に配当されている専門科目を履修すると共にゼミの担当教員から卒業論文に向けての基礎トレーニングを受ける。いずれの学科においても分野あるいはコースに配当されている専門科目はそれぞれの学科の理念と教育目標に即して決められている。また、分野あるいはコースは明確に差別化されており、専攻に際しての混乱はほとんど生じない。研究室における研究内容も学生に良く周知されており、担当教員と相談しながら入室を決めている。分野と研究室は学科の理念に即して連結されており、極めて合理的かつ効果的な教育研究が出来ている。
【点検・評価 長所と問題点】 現状の項目で述べたように、本学部の専攻分野(コース)のシステムは学部・学科の理念・教育目標に即しており、その構成は極めて明確で、研究室における教育研究の役割分担を上手く行っている。生物生産学科においては平成14年度に入学定員を20名増やしたために、研究室当たりの学生数が増え教員および研究施設の不足が課題となっている。食品科学科に於いては特別の課題は見当たらない。産業経営学科に於いては、各コースに配当された専門科目についてコースを超えて履修できないことに対する不満が学生から出ていることが課題である。
【将来の改善・改革に向けた方策】 生物生産学科は、平成18年度に予定されている新学科設置に伴う改組が求められている。改組を期に上記の課題を解決すべく検討中である。産業経営学科については、学科改革委員会を設けて分野の在り方を再検討しているところであるが、これも平成18年度を目途によりよい分野構成に改革する予定である。