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自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・各年次及び卒業時の学生の質を検証・確保するための方途の適切性

〔国際食料情報学部〕
【現状】
 大学全体の制度に基づき、1年次から2年次では卒業要件にかかわる修得単位が20単位未満の場合、進級判定が行なわれ、2年次から3年次においては、修得単位50単位未満、3年次から4年次においては修得単位90単位未満の場合、進級できない制度になっている。各学科は進級に問題を抱えている学生については年度末において、ゼミナール担当教員(場合によっては学科長や主事も含む)と学生および保証人(父母であることが多い)と十分な面談を行ない、学生の就学意思や将来性を考慮して、進級(1年次から2年次のみ)、原級、留年あるいは退学といった対応が、学科会議を経て教授会で審議されるシステムを採っている。さらに成績不良学生や修学延長生に対しては、ゼミナール担当教員を中心に、年度末に限らず随時指導を行なっている。
 卒業年次生は順調に進級しておれば「卒業論文」単位の取得が勉学の集大成になっている。成果はゼミ単位で公開の卒業論文発表会を実施し、指導教員が成績評価を行い、優秀論文については指導教員が学科に推薦し、優秀論文選考のための報告会を実施し、各教員の評価を総合して優秀論文を決定している。
 各年次の成績評価は、科目担当者が担当しており、この立場から学生の質の検証・確保の方途に関わっている。

 

【点検・評価 長所と問題点】
 進級判定および進級基準の制度がより厳格化され、多くの学生はより真摯に学業に取り組むようになったが、全般的な学生の「質」について、検証するシステムは現状ではない。

 

【将来の改善・改革に向けた方策】
 全般的な学生の「質」については、「質」とは何かということから議論を積み重ねていく必要がある。社会科学系の学科の場合、知識や技能を問うような単純な客観的試験によって学生の「質」を測定できるわけではない。もちろん、そうしたことも必要であるが、問題発見能力、論理的思考力、プレゼンテーション能力など総合的に判断しなければならない。したがって、各教員が意見交換を行なって、学生の「質」の向上を図ることに研鑽を積み重ねていくことを検討している。

 

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