東京農業大学

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自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・履修科目登録の上限設定とその運用の適切性

〔国際食料情報学部〕
【現状】
 学部を問わず本学では、年間で46単位までを限度としている。2学期制を採用しているので、学期ごとに26単位までを上限基準として設定している。各科目の単位数は教室における授業時間と授業時間以外に必要な学習(予習・復習)を前提として決められており、1科目(2単位)修得に、前後の予習復習時間を4時間とすることを根拠に算出されている。また、4年次生以上や編入生は履修単位数の制限を除外されている。

 

【点検・評価 長所と問題点】
 予習・復習時間を勘案し設定した上限であり、学生が余裕をもって授業に望める体制作りが可能である。ただ、実際学生が、1コマ当たり前後4時間の予習・復習を全教科にわたっておこなっているとは考えにくく、必修科目の場合は受講生が多くなることから大教室における授業の場合、予習を確認しにくい。
 また、国際農業開発学科は、3年次生以上の学年を対象に海外実習や留学を励行しており、その場合は休学して海外に長期実習、あるいは留学して復学した場合は4年次生であれば、履修の上限設定が対象外となるが、留学前に3年次生以下である場合、多くの科目を履修していた方が、留学先での技術・知識習得上有効である場合もある。また、2年生に転学部・転学科した学生は履修制限の対象となるが、3年生に編入してくる学生(学士編入も含む)は履修制限の対象外となる。
 また、就職活動が3年次の秋からスタートしなければならない状況を鑑みると履修上限を取得した学生は3年次の前期で卒業要件単位数(卒業論文を除く)をほぼ満たすことになる。この問題は、学部や大学だけの問題ではなく、社会全体で考えていく必要があろう。

 

【将来の改善・改革に向けた方策】
 上記の問題点を回避するために、履修制限を一律に設けず、学生の状況(編入・転学部・転学科・復学など)にあわせた制限に変えていくことが望ましい。また、科目の種類(必修・選択、教養・専門)を問わず一律の上限設定になっており、この点は検討している。

 

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