・教育効果や目標達成度及びそれらの測定方法に対する教員間の合意の確立状況

〔国際食料情報学部〕
【現状】
　教育効果の測定として学生による授業評価や制度上の成績評価があり、目標達成度や学生の教育に対するニーズの把握等に関して学部改革戦略策定委員会並びに学科検討委員会で検討してきており、さらに学部・学科内でも十分検討を重ねているため、合意形成は確立しているといえる。

【点検・評価　長所と問題点】
　基礎科目については、学科レベルで「国際農業開発学」、「食料環境経済学入門」、「バイオビジネス学」等の共通テキストを通して教育しており、基礎教育と教育効果、目標達成度は「学生の成績評価」と「学生による授業評価」の実施によって行っている。さらに学科によっては教育内容の適正化、学生ニーズを統計的手法（TN法）で調査、分析し、カリキュラム改正に連動させている。専門科目については、授業評価の教員間の比較検討、教育効果向上方法の検討・実施に関する合意形成などが課題である。

【将来の改善・改革に向けた方策】
　今後の課題としては、各種会議や実際上の運用の過程において更なる改善のための工夫を行い、具体的には成績上位者の一層の深化を促す一方で、同下位者のレベルアップを図るために、各教科間の重点事項の共有化を図り、その上で重要事項・内容に関して複数教科・教員によるフォローアップ体制の確立を目指す。