・基礎教育と教養教育の実施・運営のための責任体制の確立とその実践状況

〔国際食料情報学部〕
【現状】
　基礎教育と教養教育の科目の選定については学科レベルの教員会並びに学部教員による検討委員会を随時開催し、学部の理念や特徴から学部共通科目として置くべきかどうかを審議し、その結果を学科レベルでも検討して、開設が必要と思われるものは導入し、そうでないものは削除するという体制で運営している。また、学部共通科目の開講科目やその科目の担当者の検討については、学科ごとに分担を決めるか、関連する学科が責任を持って実施・運営するのが通例である。

【点検・評価　長所と問題点】
　学部全体についての検討もこれまで行ってきているが、同時に各学科に検討委員会が設けられており、学部は基本的な問題点を検討する。特に、学部共通の教養的科目である語学について学部に語学委員会と英語委員会を設置しており、問題が発生した場合にも迅速な対応ができるようになっている。また、学科間の調整なども学部レベルで行われている。

【将来の改善・改革に向けた方策】
　改善点としては限られた教員数と時間的制約の中で、委員会に割く時間の短縮策の検討や、課題によっては他学科との情報交換のためのシステムの構築を検討している。