序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔国際食料情報学部〕 【現状】 本学部では留学生を積極的に受け入れ、国際化に対応した外国語教育に力を入れている。特に英語に関しては、「基礎英語」、「英会話」は必修科目であり、他に選択科目として「上級英語」、「TOEFL・TOEIC演習」、「英語レポート・論文作成」、「英語プレゼンテーション」を開講し、専門性を国際的なビジネスのなかで駆使できるよう配慮した内容となっている。また、必修科目の「基礎英会話」、「英会話」は能力別のクラスを編成し、能力に応じた授業を行っている。英語はネイティブの専任教員や非常勤講師を多く雇用し、実践的な外国語教育を目指している。英語以外に「中国語」、「ハングル・韓国語」、「フランス語」、「スペイン語」、「ブラジル・ポルトガル語」、「インドネシア語」、「タイ語」等と留学生のために「日本語」を開講している。
【点検・評価 長所と問題点】 本学部各学科の理念・目的を実現するために英語をはじめ外国語科目数は他大学の国際学部並みの多さである。また、英語、中国語はネイティブの専任教員が配置され、生きた語学教育が浸透している。反面、選択科目に履修者のばらつきがある。また、生物企業情報学科には学科の30%にあたる160名(各学年40名)の留学生がおり、大学のなかで言語の違いをこえて国際人としての豊かな教養、語学力などを日常生活のなかで習得できる機会があるが、これを十分に活かしきっていないという面もある。
【将来の改善・改革に向けた方策】 本学部では外国語が多いことと英語教育の改善のために英語委員会、英語以外の外国語の課題や問題点を解決するために語学委員会を設置している。英語委員会では平成14年度のカリキュラム改正時に英語教育に対して従来2年間で終わっていた英語教育を3年次まで引き上げ、「上級英会話」、「TOEFL・TOEIC演習」、「英語プレゼンテーション」、「英語、レポート論文作成」など実用的な英語運用能力の向上を目指ざしたが、学生の能力格差や教育のレベル、専門教育との時間割編成など、さらに改善のための専門の常設委員会を設置する必要がある。また、2つの委員会が英語および語学教育の内容をチェックする機能を備えていないため、また非常勤講師が多いこともあって、この対応と時間割編成について検討することにしている。