序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔国際食料情報学部〕 【現状】 本学部では幅広い国際感覚と豊かな人間性を涵養するため、また高い専門性を発揮するために大切な総合的な判断力を培うために、学部共通科目として語学、専門基礎科目、「海外農業事情」、「国際関係論」、文化論関係科目、法律論関係科目等を開講している。語学関係科目では英会話からレポート、論文作成、プレゼンテーションまで行っている。また、大学における学習と生活の導入となる「フレッシュマンセミナー」、専門基礎および教養的な科目として「情報基礎」、「農学概論」、「バイオテクノロジー概論」、「環境概論」、「海外農業事情論」、「国際関係論」、「文化人類学」、「日本国憲法」、「日本の歴史」、「日本文化論」、「スポーツ・レクリエーション」、「法と生活」、「くらしと保険」、「特別講義」等を開講している。これら多様な科目の開講によって学生が幅広く深い教養と総合的な判断力を培うことが可能となるよう配慮している。 社会科学系の食料環境経済学科、生物企業情報学科では、1年次から4年次まで専門のゼミ担任、研究室を同一教員が担当し、専門のみならず総合的な指導(生活も含む)を大所、高所から行っている。また、国際農業開発学科では、専門コースの3年次から4年次において研究室単位で同様の指導を行っている。
【点検・評価 長所と問題点】 国際学部であることから、学部共通科目は英語をはじめ外国語と専門基礎に重点を置いているが、専門性を強調すると同時に豊かな教養の涵養と総合的な判断力を培う上で、最近の企業倫理等に対応した検討を要する。また、学科の専門教育科目数と学部共通科目が多く、新たな教養科目の必要性(例えば倫理学、哲学等)があることから学部内に検討委員会を設置する必要がある。
【将来の改善・改革に向けた方策】 今日のような社会においては大学が果たす教養教育の役割は重要であり、全人教育・リベラルアーツを学部教養教育の基本に置く必要があるので検討委員会を設置する。