序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔国際食料情報学部〕 【現状】 本学部では、国内と国外において活躍できる人材養成を目的としていることから、基礎教育は専門科目を理解し、深化させるうえで重要であり、導入部である新入生の「フレッシュマンセミナー」(必修)を設けている。また、学部共通科目の語学は他大学の国際学部に並ぶ10カ国語を設定している。
【点検・評価 長所と問題点】 本学部では少人数による教育体制によって実学教育を実現するために必修科目による専門ゼミナールとコースによる研究室体制を確立している。カリキュラムは、入学から卒業までの学士課程を通じて、食料環境経済学、国際農業開発学、生物企業情報学に関連する科目を受講する機会が常に用意されている。学部・学科の理念・目的及び教育目標と密接に対応し、多様な科目の中から学生自身の興味や将来目標に従って科目を体系的に履修できる自由度の高いカリキュラムを採用している。しかし、配置している科目が幅広いため、学生自身が目的に従って体系的に専門科目を選択することが難しいという問題が発生している。このことに対する解決策として平成17年度から、社会科学系の食料環境経済学科と生物企業情報学科ではコース制を導入する。
【将来の改善・改革に向けた方策】 平成17年から新カリキュラムの導入とコース制の導入が食料環境経済学科(「食料経済コース」、「環境経済コース」、「都市・農村経済コース」、「国際農業・貿易コース」の4コース)と国際バイオビジネス学科(現生物企業情報学科の名称変更:「経営・マーケティングコース」「経営情報コース」「資源環境ビジネスコース」の3コース)で計画し、全コース共通で、フレックス制を採用して学生のライフサイクルに従った履修方式を採用して、多様化する学生のニーズによく対応できるように配慮している。