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自己点検・評価

序章

自己点検・評価に当たって

第01章 理念・目的・目標
第02章 教育研究組織
第03章 教育内容方法等
第04章 学生の受け入れ
第05章 教員組織
第06章 研究活動環境
第07章 施設・設備等
第08章 図書館
第09章 社会貢献
第10章 学生生活
第11章 管理運営
第12章 財務
第13章 事務組織
第14章 自己点検・評価
第15章 公開・説明責任

終章

  あとがき

第三者評価結果

・授業形態と授業方法の適切性、妥当性とその教育指導上の有効性

〔地域環境科学部〕
【現状】
 科目内容に応じて、一般教室、演習室、実験室の使い分けを行っている。特に、演習、実験については少人数での講義を行っている。また、科目によってはクラス分けを行い教育の質を向上させている。その有効性に関しては、学生による授業評価および成績状況によって検証を行っている。
各学部・学科のカリキュラムの中での講義・演習・実験・実習の在り方は、それぞれの学部・学科に委ねられている。この結果、カリキュラム改正時に学内の諸施設の整備状況に応じて、以下のように授業形態を定めている。

(1)講義・演習科目についてはクラスサイズを担当教員の意向にあわせて設定している。語学については少人数クラス編成を採用している。
(2)実験科目は専門分野のコース分けや施設の制約からクラス分けを行い実施している場合もある。
(3)実習科目は実習場の制約から班分けを行う場合が多い。

 

【点検・評価 長所と問題点】
 本学部の専門性を会得するためには演習、実験科目が大きな役割を占めており、演習室、実験室の有効活用が行われている。
 語学以外の講義科目においては各学科学年配当科目を1クラスで実施しているのが実状である。科目によっては学年定員に加え、他学部・他学科の聴講生が多数加わり大規模教室で授業を行っている。このような場合はクラス分けを行い、複数回数開講するなどの工夫が望まれる。また、履修者人数と成績評価の相関関係についても分析を進める必要がある。

 

【将来の改善・改革に向けた方策】
 講義形式の授業では、教員からの一方通行である。これは学科必修科目が約200人程度の授業であるために、講義形式にならざるをえない。適正規模で授業を行うことは、受講生の満足度の向上につながる。したがって各科目において、受講するにあたっての求める基礎学力と当該科目の達成度の明確化を行い、安易な履修を行わないようにする措置が必要である。
 たとえば科目によっては、課題を与え、その課題についてゼミ形式による授業も可能である。実学教育を標榜する本学にあっては、常に時代に対応した実学教育実現の点検・改善を行っていくことが肝要である。また、本学の教育の特徴である研究室制度をさらに充実したものにするためのカリキュラム改正も望まれる。

 

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