序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔地域環境科学部〕 【現状】 一般教養的科目は学部共通科目として配置されている。「生物学」、「化学」、「人文地理学」、「現代社会と経済」、「統計学」は高校教育の補習的内容も含んで開講されている。情報化社会の道具である情報処理技術を用いるための基本について、演習主体で習得する科目として「情報基礎(一)、(二)」がある。日本国民として日本で生活するとき、および世界の中で日本人として行動するときに守るべき規則の原点を知るために「日本国憲法」がある。外国の文化を理解し、外国人と交流する一つの道具を学習するために「英語(一)〜(四)」、「ドイツ語(一)、(二)」、「中国語(一)、(二)」がある。自己の健康を管理し、豊かな生活を営む能力を体験学習するために「スポーツ・レクリエーション(一)、(二)」がある。専門科目への導入を目的としているが、一般教養的内容も含んだ科目として「地球の環境問題」、「土と水の環境」、「環境と地域の計画」、「生活環境と健康」、「環境学習と体験活動」がある。その他「特別講義(一)〜(四)」において、日本の農業政策、自然体験活動、就職観と人生観、政治経済文化、海外現場事情、実践文章表現、環境実践活動などの内容と、公開講座として種々の分野で活躍されている学内外の方々の講演がある。
【点検・評価 長所と問題点】 現状の一般教養的科目は幅広い内容にわたって講義されており、総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養する効果が期待できる。しかし、環境系の講義科目において内容の重複が見られる。さらに、他の基礎教育科目や専門科目との重複も見られる。
【将来の改善・改革に向けた方策】 学部教育点検委員会にて、教養教育科目の統廃合についてと、専門科目への効果的導入科目の新設について検討する必要がある。