序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔地域環境科学部〕 【現状】 専門教育的授業科目は専門基礎科目と専門科目に分けられる。専門基礎科目は学部共通科目と学科専門科目の連続性を保つ役割の科目群である。例えば、測量学、森林生態学、木材組識学、数学、力学、などであり、基礎的な演習および実験等である。専門科目は各学科の分野における主要な科目を必修に、関連科目を選択科目として配置している。なお、専門科目は、森林総合科学科が森林の環境と生産機能の調和を目指して、森林環境保全、森林資源生産、森林資源利用および森林文化情報の4分野と8つの研究室、生産環境工学科が生物生産を支援するエコテクノロジーの開発を目指して、地域資源利用、生産環境・情報、環境建設システムおよび生産機械・エネルギーの4分野と8つの研究室、造園科学科がランドスケープ・アーキテクトの養成を目指して、環境計画・設計、ランドスケープ資源・植物、景観建設・技術の3分野と12の研究室から成り立っている専門を理解するのに必要な科目である。さらに各分野に関係した科目と総合化の科目(実験、演習、卒業論文、外書講読)がある。学生は所属する分野の科目を中心に学習することにより、講義で学習した知識は総合化の科目によって具体化し、選択した分野の知識と技術を応用して、総合的な設計能力を修得する。
【点検・評価 長所と問題点】 学科の理念・目的を達成するために、専門基礎科目、選択した分野を中心とした専門科目および実験、演習、卒業論文が体系的に配置されている。その結果、その分野の学問について深い知識と応用技術を体得できる。
【将来の改善・改革に向けた方策】 所属する分野に関係する選択科目の履修と単位修得状況を把握して、その分野に関する専門的知識の達成度を点検する必要がある。到達していない学生に対しては関連選択科目の履修と単位習得を指導する。深い専門的素養を身に付けさせるための基礎学力の充実を目的として、今後、学部共通科目とのバランスについて、教育効果の面から学部教育点検委員会を中心に検討すべきである。