序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔応用生物科学部〕 【現状】 低学年時における原級者は、学習意欲に関して問題を持つ学生が多い。これらに関して、担任が個別に対応している。学習意欲に問題がある場合は、担任教員、本人と保護者との面談を通して判断している。3年次から4年次への進級には、90単位の取得を義務づけている。これに相当しない学生は、4年次への進級ができず原級となる。原級者に対しては、クラス担任、学科長が個別に対応している。9月卒業の可能性がある場合は、就職決定企業と話し合い採用取り消しへの配慮を願っているケースもある。
【点検・評価 長所と問題点】 3、4年次生への所属研究室の教員による指導体制がよく機能し、原級・留年者の全体に占める割合は少ない。近年、精神的なトラブルから原級・留年する学生が増えており、そのような学生に対して心理学的なトレーニングを受けていない教員が対応するのには限界がある。
【将来の改善・改革に向けた方策】 原級・留年の原因は様々であり、ケース別に対応のガイドラインを設ける必要がある。躁鬱など心理的要因が原因の学生に対しては、精神科医を配置することを検討している。