序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔応用生物科学部〕 【現状】 卒業生の多くは、食品、医薬品、環境関連産業界への就職率が高い。平成15年度の産業別では、食品製造業35.4%、小売業13.1%、サ−ビス業7.2%、化学工業6.8%、公務員6.1%となっている。職種別では、営業23.6%技術系20.7%、総合職15.1%、研究・開発11.4%、栄養士12.8%である。特に食品関連産業への進出が著しい傾向にある。大学院進学は、本学、他大学を合わせて約20%である。バイオサイエンス学科の進学率は、高く25%になる。就職先の大部分は一般企業でその約50%が食品関連産業である。他には、医薬品、公務員となっている。醸造科学科は、インターンシップを早くから取り入れ就職活動の活性化をはかっている。就職を希望する学生の90%以上は卒業までに就職先を決めている。
【点検・評価 長所と問題点】 現在の大学卒業生の進路未定者増加の就職状況から判断すると、本学部の就職状況は高い傾向にある。学生自身が将来像を見据えながら確実に就職活動していることが窺える。また、社会のニーズに対応したキャリア講座の活性化や教員による企業訪問をとおして、各学科の特色や学生に「何ができるか」などの広報が必要である。
【将来の改善・改革に向けた方策】 現在は、食品関連産業への進出が著しいが、今後は、高度技術者を目指した大学院への進学率の向上、新規分野開拓や医薬品、公務員への進出が必要である。キャリア講座を開催し仕事の大切さを徹底的に教育すること、さらに卒業生がどこでどのような活動をしているのか定期的に把握し、今後の就職指導に役立てていくことを検討している。