序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔応用生物科学部〕 【現状】 教養的科目、専門科目の教育上の効果は、定期試験やレポートに よる成績評価による。また実験実習科目は、実験内容の各項目別レポートの提出ならびに実験終了時の試験で効果を判定している。卒業論文実験については、計画性、実効性と成果から判断している。いずれにおいても出席を考慮して総合的に判断している。また、学生の資質、卒業生に対する外部の評価から教育効果を判断しているが、栄養科学科管理栄養士コースの学生については、管理栄養士の合格率が基準となる。各人の成績の向上などについて客観的な明文化された測定基準はない。
【点検・評価 長所と問題点】 教育効果は、学生の成績によってA(優)、B(良)、C(可)、D(不可)の4段階で評価される。Aは80点以上、Bは70〜80点、Cは、60〜70点、Dは、60点以下と判定している。Dを受けた学生は、再試験を受けるチャンスが与えられている。また、全ての科目については授業終了時教員への授業評価を実施し、次年度に活用する。管理栄養士専攻以外の多数の学生が挑戦する資格などはないため、教育上の効果は現状のように成績評価と卒業生の活躍状況から判断するのが妥当である。ただし、これが機能するためには次の「厳格な成績評価の仕組み」を活用することが必要である
【将来の改善・改革に向けた方策】 「厳格な成績評価の仕組み」を達成しつつ、各学生、科目ごとに成績データを解析し、より教育上の効果を測定できると考える。デ−タ解析のためには互換性の高いファイル形式による成績データの提供を検討していき、また、卒業生に対する定期的な追跡調査も検討している。