序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔応用生物科学部〕 【現状】 修区分は、応用生物科学部の共通科目、各学科共通の基礎の科目と学科分野の科目から構成されている。応用生物科学部の共通科目は、教養的科目として28科目54単位が配置されている。各学科共通の基礎科目は、専門科目のうちの基礎的科目として32〜41科目、55〜83単位からなる。さらに専門科目は、24〜35科目、51〜84単位を設定している。
バイオサイエンス学科の卒業要件単位数は、124単位でそのうち必修科目88単位(71%)、選択科目36単位(29%)で構成されている。生物応用化学科は、124単位でそのうち必修科目94単位(76%)、選択科目30単位(24%)である。醸造科学科は、124単位でそのうち必修科目78単位(63%)、選択科目46単位(37%)である。栄養科学科食品栄養学専攻は、124単位でそのうち必修科目80単位(65%)、選択科目44単位(35%)である。また栄養科学科管理栄養士専攻も、124単位でそのうち必修科目80単位(65%)、選択科目44単位(35%)である。
必修科目は、学部共通科目の「環境概論」を含めてバイオサイエンス学科、生物応用化学科及び、醸造科学科は78〜94単位(卒業要件に対する比率は約63〜76%)となっている。バイオサイエンス学科と生物応用化学科は、その比率71%、76%と他の学科に比べて高い。選択科目数と単位はバイオサイエンス学科、生物応用化学科、醸造科学科、栄養科学科では51〜67科目、100〜120単位である。学部共通の選択科目は54単位である。また他学部他学科聴講は、30単位まで認めている。履修科目のうち「環境概論」、「情報基礎」は1年次に配置してある。専門科目は必修、選択とも年次進行と共に学科分野の必要科目と関連して履修できるようになっている。
【点検・評価 長所と問題点】 学科間によって必修、選択の割合に変動があるが、必修科目の量的配分は、ほぼ適切であると判断している。生物応用化学科やバイオサイエンス学科など生命科学分野においては、基礎から専門分野までの領域を理解するために、基礎から専門への積み上げのため必修科目の割合が多くなる。低学年では、基礎の専門科目の必修の割合を高く配置し高学年の専門、応用に対処できるように設定している。また学部内共通科目や他学部の専門科目の履修が出来るように多くの関連科目を配置し、学生に多様な講義科目が履修できるよう配慮させている。
【将来の改善・改革に向けた方策】 社会的ニーズの強い健康、食料に関する生命科学、農学の進展に対応すべく、本学部・各学科のカリキュラムは、学部・学科の理念、目的に応じて絶えず検証していく。卒業後社会人として必要な教養科目に関しては、低学年配当のみでなく高学年への配当も検討している。