序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔応用生物科学部〕 【現状】 本学部各学科の教育課程の開設授業科目数は、89〜98科目を開講し、総単位数は183〜210単位である。専門科目は、専門基礎科目と専門的科目から構成されている。専門基礎は、34〜41科目で66〜83単位、専門科目は、24〜35科目で51〜84単位から成っている。学部共通科目である一般教養的授業科目は、28科目、36単位からなる。そのうち外国語科目単位数は、18単位である。バイオサイエンス学科を例にとると、卒業所要総単位数(124単位)に対する専門的授業科目総単位数(68単位)・一般教養的授業科目総単位数(36単位)・外国語科目総単位数(18単位)が占める割合は、それぞれ55%、29%、16%である。各学科では、専門性が高い学科共通基礎科目(総単位数66〜83単位)を設けており、教育課程の開設授業科目総単位数と卒業所要単位総数に占める割合はそれぞれ約35%、55%である。以上の通り、専門教育的授業科目および専門性が高い学科共通基礎科目の占める割合が高く、カリキュラムは、専門科目優先型になっている。 各学科の開講科目数と単位数
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【点検・評価 長所と問題点】 教育課程の開設授業科目および、卒業所要単位数に占める専門教育的授業科目及び専門性が高い学科共通基礎科目総単位数の割合が高くなっている。これは、学問分野の細分化及び学際的分野の広がりに対応するもので、やむを得ない。したがって、一般教養的科目と外国語の占める比率が低くなるが、これについては学科共通基礎科目の編成により、「生物学」、「基礎化学」、「生命倫理」、「食と文学」、「嗜好文化論」、「科学英語」などを取り入れてそれぞれの学科で補完している。
【将来の改善・改革に向けた方策】 本学部の対象学問分野の性格から、今後もカリキュラムの中で専門教育的科目が占める割合は高い状態を維持するものと思われる。現在のカリキュラムを見直し、学部共通基礎科目にある教養的科目に類するものを整理、移行する必要がある。また、外国語科目のうち英語については、外部の検定試験(TOEICなど)を導入することによって補完することを検討している。