序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔応用生物科学部〕 【現状】 一般教養的科目は、学部共通の科目として配置されている。本学部4学科は、生命の基本現象の解明への挑戦にある。「化学」、「生物学」、「自然科学史」、「環境概論」を学部横断的な教養科目として開講している。情報化社会への対応には、情報処理技術をマスターする基本技術として、「情報基礎(一)、(二)」がある。「日本国憲法」は、日本国民として、守るべき社会のル−ルを理解させ、教養豊かな国民の一人としての自覚を持たせている。 グローバル化のなか外国語特に英語は、あらゆる文化、化学、技術の理解に必要な道具として、また情報、コミュニケーションのツールとして「英語(一)〜(五)」までを開講している。専門科目への導入科目として、「哲学」、「論理学」、「心理学」、「経済学」などを開講している。さらに起業家のために必要な「知的所有権論」を開講している。そのほか「特別講義(一)〜(四)」においては、海外現場事情、環境実践活動、日本の農業政策、実践文章表現、就職観と人生観などについての講義を開講して、現場の一線で活躍している方々からの講演がある。
【点検・評価 長所と問題点】 一般教養的科目は、特別講義などを含め社会活動で必要な幅広い領域から履修できる的確な判断力と豊かな人間性を涵養する教育効果が期待できる。本学部各学科は、必修専門科目の履修割合が多く、教養的科目履修者の割合が少ない傾向にある。
【将来の改善・改革に向けた方策】 各学科必修科目の履修要件の再検討と専門科目への導入的教養科目について検討する必要がある。社会の第一線で活躍している人材活用による教養的分野の特別講義を開講しているので、これらへの履修者の拡大を図り、良識ある社会人育成を図っている。