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・学生による授業評価の活用状況
【現状】
本項目は、全学部共通項目である。
学生による授業評価は、平成12年度から実施している。実施方法は全学共通のマークシートカードを各授業担当者が活用して行う方式になっている。実施結果はレーダーチャート形式でグラフ化し、熱意・計画性・自己評価等6つの軸に分けて表示しているため、自分のウィークポイントを授業担当者が把握し、授業改善に役立てることにしている。
平成15年度に評価項目の見直しを行い現在に至っている。この実施状況については、全学FD委員会で集計・分析し、必要に応じて学科長会・学部長会に報告している。授業担当者別の実施状況は平成14年度63%、平成15年度71%、平成16年度(前学期)77%と年々向上している。なお、学生による授業評価の実施の有無は、自己教育評価の評価項目として取り入れられている。
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【点検・評価 長所と問題点】
学生による授業評価は3キャンパスの全開講科目で実施することになっているが、いまだに達成されていない。学生からは「授業評価を実施してほしい先生ほど実施していない」「授業評価の結果が開示されておらず授業評価を行う意味が感じられない」などの声があり、早急に対応する必要がある。また3,000科目で合計20万名の履修者が各授業において中間・最終の2回授業評価を行うとなると膨大なマークシートカードを必要とすることになる。これに対応する処理体制も再整備が必要になる。
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【将来の改善・改革に向けた方策】
平成17年度から現在のマークシート方式での実施をWebでの実施に改める予定である(平成16年度後学期に全学FD委員の授業で試行する)。これにより授業担当者がマークシートを授業で配り、教員室で読み込み作業を行う必要がなくなり集計も自動化される。事実上全科目で実施することになる。また、集計結果は各授業担当者に対しては、Webシラバスを通じて随時閲覧可能(ダウンロードして自己分析も可能)とし、学生に対しては学期末に開示する。将来的には学外にも開示する方向で検討を進める。
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