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・シラバスの作成と活用状況
【現状】
本項目は、全学部共通項目である。
シラバスは平成6年度から作成し、毎年記述内容の充実を図っている。平成14年度からは各授業担当者がWebから入力しその内容を公開している(以下Webシラバスと表す)。従来の紙でのシラバスに比べ原稿作成時期を遅らせることが可能になり、特に後学期開講科目については、今年度の授業の状況を加味して原稿を作成することができるようになった。さらにこのWebシラバスは授業内容のキーワードや授業担当者名で検索する機能(詳細シラバス)を保持しており、学生の進路・興味に対応する授業科目を探しやすくしている。また、授業の進捗に応じた連絡や予習復習を促すレジュメ等の添付機能が具備されており、この機能を活用している授業科目には3,000件を超えるアクセスがある。平成16年度からは授業担当者の研究情報とのリンクを加味し、機能の充実を図った。
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【点検・評価 長所と問題点】
Webシラバスは本学の授業内容を外部に公開するために有効に機能している。現に科目によっては多数のアクセスがある。また、Webシラバスでの原稿作成については、各授業担当者の協力を得て円滑に行われているが、詳細シラバスの活用状況は、平成16年度では数名の授業担当者の活用に留まっている状況である。詳細シラバスの機能の周知をFDメールマガジンやWebシラバス入力説明会などを活用して実施し利用の推進を図る必要がある。
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【将来の改善・改革に向けた方策】
授業をどのように計画・実行しその結果がどうなっているか、この一連のPLAN・DO・CHECKをWebシラバスの機能として加え、Webシラバスを授業支援システムとして拡充する計画である。具体的に平成17年度には各授業担当者のオフィスアワーについて知らせる機能や学生による授業評価を実施・集計・分析・開示する機能を加えた。さらに将来的にはGPAとも連動した当該授業科目の単位修得状況・評価分布等も表示する方向で検討している。また、単にキーワードで検索するだけでなく、学生の進路に応じた計画的な履修計画をアドバイスする機能をWebシラバスに加えることが将来的な課題と考える。
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