【学士課程の教育内容・方法等の目標】 本学の教育は、農業後継者および地域社会の担い手の養成を目的にスタートしたが、その後、社会の変化や農学関連分野の拡大にともない、旧来の農学に加え、生命科学、環境科学、情報科学をとりいれた教育内容へと拡大・発展してきた。現在では、これら広範囲の学問領域に対応するため、農学部、生物応用科学部、地域環境科学部、国際食料情報学部および生物産業学部の5学部15学科構成として、広義の農学教育が展開されている。各学部・学科とも本学の教育理念である実学教育と建学の精神にある人間教育の充実・展開を図り、社会で活躍できる人材養成を目的に、学部・学科の特色を活かした教育内容と教育目標を設定している。各学部・学科の教育内容・方法の詳細については、それぞれの点検・評価項目を参照されたいが、共通している特徴は、21世紀における人間の最重要課題である「食料」、「環境」、「健康」、「資源エネルギー」をキーワードに、それらに関連する基礎科学から応用科学およびそれらに関連する諸技術の習得を目途にしていることである。また、建学の精神にある学生の主体的活動を重要な教育の一つとして位置づけ、研究室活動、クラブ活動、ボランティア活動、地域貢献活動、国際貢献活動などの諸活動を多くの教員が指導し、人間教育の一環として展開していることである。 |