序章
自己点検・評価に当たって
終章
あとがき
第三者評価結果
〔生物産業学部〕 【現状】 学部・学科の理念・目的・教育目標の周知は出来るだけ多くの方法で行っている。入試のための大学案内はもとより、生物産業学部独自の高校生向けパンフレット「オホーツクだから出来ること」、企業向けのパンフレット「人材育成現場報告」、ホームページなどが代表的なものである。在学生に対する「建学の精神」「学科の理念」の周知は「学生生活ハンドブック」「シラバス」、学生ポータルサイトなどでおこなっている。ホームページは大学・学部・学科・研究室の各階層で作られており、学部・学科で掲げている学科の理念が教育や研究にどのように展開されているのか、あるいは、どの様な人材が輩出されているか(就職状況)などを階層別に見ることが出来る。新入生には入学直後に行われるフレッシュマンセミナーで教育理念・目標の周知を徹底し目標を持たせている。また、体験型の実習では感動を与えられるプログラムを用意し、学部の理念を身をもって感じさせるようにしている。
【点検・評価 長所と問題点】 大学案内の他に学部・学科独自で作成したパンフレットは、それぞれのアドミッション・ポリシーがわかりやすい言葉で明確に示されており好評である。しかし、具体的教育内容がわかりにくい部分もあり改善を目指している。一方、企業に向けた人材育成のアピールは企業訪問などで積極的に行っているが、生物産業学がどの様な学問かと言う基本的な部分で理解して貰えない場合があり改善の必要性がある。在学生に対するシラバスは紙媒体の他にWeb上で公開されており、教員が手直しをしたものをリアルタイムで見ることが出来る。しかし、学科の理念が各専門科目の教科内容にどのように反映されているのかがわかりにくいのが欠点である。しかし、全教科に於いて教育の理念・目標を具体的に学習内容に盛り込むことは極めて難しいことであり、臨機応変の対応が求められる。
【将来の改善・改革に向けた方策】 急速に進む情報化に即応すべきで、パンフレットやホームページを見てもらうだけではなく、電子メールによる対話型のアピールが必要になってくると思われる。また、課題とされる本学部から輩出される人材の具体像を明確にし、何を学んで何が出来るかを企業にわかりやすくアピールできるよう各システムの構築を検討している。