・ 学部等の理念・目的・教育目標とそれに伴う人材養成等の目的の適切性〔地域環境科学部〕 地域環境科学部を構成する森林総合科学科、生産環境工学科および造園科学科3学科の誕生から今日の足取りに関しては前述の「序章」の沿革部分で述べたとおりである。 地域環境科学部は、これまでの林業生産、農業基盤整備、都市緑化などを通じて、山村・農村・都市における資源の生産と利用および環境に関わる科学技術分野を教育・研究してきた林学科、農業工学科、および造園学科をそれぞれ森林総合科学科、生産環境工学科および造園科学科に名称変更した3学科からなる学部である。当学部は生物に対する深い理解を基調として、自然と人間の調和ある地域環境と生物資源の保全・利用・開発・管理のための科学技術を確立することを目指すものであり、3学科体制により、学科間の学問の一体化を図り体系化を目指すものである。このことにより、ミクロな地域環境問題の解決はもとより、それらが集積して引き起こされるマクロな広域環境問題、さらにはグローバルな地球環境問題の解決に大きく貢献することを学部の目的としている。 |
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【点検・評価 長所と問題点】 |
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【将来の改善・改革に向けた方策】 なお、地域環境科学部を構成する森林総合科学科、生産環境工学科、造園科学科は、いずれもその教育研究内容にエンジニアリング教育の比重が高い。このことから、大学の理念・目的(P2)でも述べたように、当学部の3学科はJABEE(日本技術者教育認定機構)認定校を目指している。 今後はJABEE認定を加味して既存の3学科に加えて新たな学科を新設することも視野に入れ、学部の将来検討委員会を立ち上げ、検討を開始した。
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