冬の生活注意辞典

=キーワード集=

其の一:水落とし(みずおとし)
→水道管の凍結を防止するために、電気の力や重力を利用して水道水を地上部に残さないようにすることです。この作業についてはアパートの家主さんや管理人さんに必ず説明を受けましょう。帰省や旅行などで長期間(2日以上)アパートを空ける場合は必ず「水落とし」をしましょう。「水落とし」をやらなかったために、水道管を破裂させた場合は全面的に賃借人の責任となり、修理費用を負担しなければならなくなります。

其の二:靴
→道路や建物の通路などが凍結して、大変滑りやすくなりますので季節に合った靴を選ぶことが大切です。氷雪には「防寒長靴」が一番良いのですが、それ以外でも靴の裏にしっかりした「滑り止め」や「深い溝」のあるものを選びましょう。
 また、上着やズボンのポケットに手を入れての歩行は、滑って転んだ際に骨折を引き起こす要因となります。充分注意が必要です。

 大学構内・駐車場も大変滑りやすくなりますので、充分注意してください。万が一、歩行中に転倒して骨折・捻挫などの傷害を負ったとしても、大学はその責任を負えません。

其の三:スタッドレスタイヤ
→11月上旬〜5月上旬に車を運転する時は、タイヤを「スタッドレスタイヤ」に付け替えなければなりません。また、それと同時にワイパーの取り替えも必要です。

其の四:冬道の運転
→自動車で雪の路面やアイスバーンを走行中に急停止する場合は、夏場の4〜8倍もの制動距離が必要になります。雪道での走行は充分な車間距離を保ちましょう。特に下り坂やカーブでは注意が必要です。とにかく冬季は「スピード落とす」ことが事故防止への一番の近道です。また、自動車学校等では「冬道運転講習会」が開催されていますので、充分な準備をしてから車の運転をしましょう。