食農体験実習とは・・・
本事業において『学科横断的専門教育科目』として位置づけており、短期大学部4学科の教員と学生がお互いに協力して実習内容について協議しプログラムを作成していきます。
農産物の生産から消費にいたるまで、生活に関わる広範な教育を行い、自分の所属する学科の学問領域および周辺領域を実習を通して学ぶことにより、これらを通して、自ら学ぶ喜びを体感させ、学びの動機付けを行うことをもくてきとしています。

4学科の特徴を活かし、組み合わせた実習を展開
・平成21年度はモデルプログラムとして厚木・世田谷コースを設置、「米」をテーマに実習プログラムを作成し、80名の履修者にイネの移植(田植え)、稲刈り、米味噌の仕込み、醸成、調理実習、水田周辺の動植物の生態観察等の体験実習を行いました。
・平成22年度は昨年のモデルプログラム実施の結果および学生委員会との協議を反映し、厚木・世田谷コースに加え、福島県鮫川村コース、オホーツクコース、山梨県小菅村コースを新たに設定し、全4コースで食農体験実習を実施します。なお、当該実習は学部共通選択科目(正規授業科目)として2単位が修得できます。
お問い合せ・申し込み
食農体験実習の各コースに視察を希望される方は以下についてご確認頂きメール・電話等にてお申し込み・お問い合せ下さい。
A.厚木・世田谷コースを視察希望の方
1)本プログラムは世田谷キャンパス、厚木キャンパスにおいて実施致します。視察を希望される際は実施キャンパスをご確認下さい。また、キャンパスまでの交通費はご負担願います。 2)1回のみの視察でも結構です。
B.福島県鮫川村・オホーツク・山梨県小菅村の各コースを視察希望の方
1)本プログラムは本学キャンパス外において実施します。視察の際はお申し込み頂いた後、現地に直接おいでいただくこととなります。また、現地での宿泊を予定される場合、宿泊施設につきましては各自でご手配をお願い致します。なお、宿泊施設につきましては可能な限りご紹介させて頂きます。 2)半日または1日のみの視察でも結構です。
問い合わせ先
東京農業大学 学事課 GP事務室 電話 03−5477−2247 メールアドレス gpjimu@nodai.ac.jp 教育GPホームページ http://www.nodai.ac.jp/gp/kyoiku_jr/index.html パンフレット等もご参考下さい
【各コースの主なプログラム】
1.厚木・世田谷コース 全5回(すべて1日)
本学の厚木および世田谷キャンパスにおいて、「米」をテーマに生産から消費までの流れを体験しながら学びます。
第1回 5月24日 |
第2回 7月3日 |
第3回 9月25日 |
第4回 10月16日 |
第5回 11月13日 |
イネの移植 |
米味噌の仕込み
(世田谷キャンパス) |
米味噌の完成
(世田谷キャンパス) |
稲刈り
(厚木キャンパス) |
調理実習
(世田谷キャンパス) |
自然観察 |
2.福島県鮫川村コース 全3回(1泊2日×3回)
福島県鮫川村において里山地域の生活、自然を体験し、自分の学問領域との関係性を体感します。なお、同村とは包括的連携協定を結んでいます。
第1回 |
第2回 |
第3回 |
6月26日 |
大豆撒き
山菜採取
郷土食づくり
山村交流 |
11月6日 |
大豆収穫、はざがけ 郷土食づくり |
12月25日 |
間伐・炭焼き
しみ餅づくり
山村交流 |
6月27日 |
登山・自然観察 |
11月7日 |
山村交流
登山・自然観察 |
12月26日 |
豆腐・納豆づくり |
3.オホーツクコース 全1回 本学オホーツクキャンパスおよび周辺施設を利用し体験実習を行い、自分の学問領域との関係性を体感します。
プログラム詳細についてはこちら
実施日 8月24日〜27日 |
24日 |
網走市内視察 |
25日 |
ジャガイモ収穫、海洋生物観察、調理実習 |
26日 |
大規模営農地視察、JA選果場視察、乳製品加工実習 |
27日 |
エミュー畜産牧場 |
4.山梨県小菅村コース 全1回
山梨県小菅村において源流域の生活、自然を体験し、自分の学問領域との関係性を体感します。なお、同村とは包括的連携協定を結んでいます。
プログラム詳細についてはこちら
実施日 8月24日〜27日 |
24日 |
奥多摩湖博物館視察、
村内景観整備実習 |
25日 |
農家体験(村内農家にて農作業)、味噌仕込み体験 |
26日 |
大菩薩登山・自然観察、山村交流 |
27日 |
こんにゃくづくり |
|