平成19年度農工会活動 | ||||||||||||||||
平成19年度農工会見学会報告 | ||||||||||||||||
農工会では,教育活動の一環として例年夏期に現地見学会を実施しています.今年は農産プロセス工学研究室の坂口栄一郎教授の企画で,野菜工場とそこで使用されている施設園芸用機器の製造工場を見学しました.平成19年9月14日(金)曇り空の8:45に,総勢46名(教員3名と学生43名)は農大をバスで出発しました.10:00にネポン(株)厚木工場に到着し,会社と製造製品の概要の説明を受けた後,ハウス加温機の製造工場を見学し,木質ペレットハウスボイラ,ハウス内環境制御機器,光合成促進機の説明を受け,最後の質疑応答まで,予定時間を越える充実した見学となりました.なお土本善洋さん(昭和63年農業施設機械学(現農産プロセス工学)研究室卒業)と戸田光洋さん(平成17年農地環境工学研究室卒業)には,事前の準備から当日の説明まで,大変お世話になりました.記して感謝の意を表します. 中華弁当による昼食後,天気も晴れに変わった14:00にグランパファーム秦野に到着しました.さっそく野菜工場に入ると,ネポンの暖房機や環境制御機器が使用されていました.そこで水耕栽培の説明を受け,収穫された野菜の結束機と包装機の実演を見学しました.さらにサラダの試食,最後にはサラダのお土産までいただきました.そして予定どおり16:30に農大に帰ってきました. ネポンでは地球環境を考慮したハウス内環境制御技術の開発現場を見ることができて,参加した学生は大いに満足し,グランパファームでは水耕栽培の現場を始めて見る学生が多く,大変興味深く見学しており,本年度も充実した見学会となりました. |
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平成19年度 第1回農工会主催講演会 報告 | ||||||||||||||||
平成19年7月20日16:30〜18:00に,本学一号館210教室に於いて,生産環境工学科の牧恒雄教授による「バイオリファイナリーへの挑戦」と題した講演会が開催されました. 脱石油の資源循環型社会を構築するには、バイオマスエネルギーが注目されていますが、食との競合が問題になっています。バイオリファイナリーとは,バイオマスから直接燃料を取るだけでなく、その過程で付加価値の高い化学品などに変換していく方法です.バイオマスエネルギーの大きな問題点の一つは高価なコストにあり,これを低く抑えるために有用な価値ある物質を同時に抽出しようという発想です. 講演では,バイオマスエネルギーの基本知識,国家戦略,現状と問題点,これに加えて日本や東京農業大学の戦略などが披露されました.近年注目を集めているバイオマスエネルギーの話題のみではなく,東京農業大学の研究・教育戦略として,今後の更なる発展の必要性が語られ,参加した学生にもアイデアや参加を呼びかけていたことが非常に特徴的であり,学生の関心を高めたと思われました.生産環境工学科の学生のみならず,他学部・他学科の学生も参加しており,参加者は計64名にのぼり,非常に盛況でした. |
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平成19年度 第2回農工会主催講演会 報告 | ||||||||||||||||
平成20年1月23日(水)13:00〜本学115教室にて,第2回農工会主催講演会として,増野途斗教授の最終講義を行いました.増野先生は本学科で43年間に水理学,同演習,水文学,河川工学,水利施設工学を教えてこられ,25年間にもわたって筑後平野におけるクリーク灌漑の水利構造を研究されています.そこで「クリーク灌漑の調査・研究を通じて」という題目で講義いただきました。現地調査での苦労話に始まり,クリーク灌漑の概要,そして公開発表時での質問においては,コメントや質問の大切さを強調されました.実学の農大にふさわしく,現場からの声に耳を傾けることの重要性を説かれた最後の増野ぶしに,参加者156名は大変感銘を受けました. | ||||||||||||||||
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平成19年度新入生学外オリエンテーション | ||||||||||||||||
平成19年4月7日から8日の1泊2日の旅程で,新入生学外オリエンテーションに行って来ました.農工会では,オリエンテーション期間中に開催されるスポーツレクリエーションを主催しております.本年度も新入生の親睦を深めることに大きく寄与したと思われます.当日の様子はこちらでご覧いただけます. | ||||||||||||||||
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