2015年 新年のご挨拶
2015年1月1日
新年明けましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶びを申し上げます。昨年も多くの方々にご来館頂き、誠に有難うございました。
東京農業大学は今年で創立124年を迎えました。本博物館は、その幅広い教育研究成果に基づいた情報発信基地として、「食」と「農」に触れ合う学び場を提供しております。
今年度は前期の企画展として「学術情報課程―その教材と研究資料―」展と「応用生物科学部5学科合同展示」、後期の特別展示として「女わざと自然との関わり―農を支えた東北の布たち―」を予定しております。
特に前期には学内に設置された各学部の教育・研究内容を広く皆様に知っていただきたく、応用生物科学部をかわきりに、学部展示シリーズを企画してまいります。応用生物科学部展示のタイトルである「伝統技術から最先端のバイオテクノロジーまで」は、博物館に最も関わりの深い学術情報課程展示にも、常設展にも、また、この「食と農」の博物館に流れている全体のコンセプトにも共通するものです。
「食と農」の博物館は、昨年10周年を迎えましたが、進化生物学研究所のバイオリウムと併せたグランドオープンから数えますと、今年が10周年となります。
今後も当博物館では、学内外のご協力をいただきながら、さらに充実した展示を展開してまいります。
皆様のご来館を心よりお待ち申し上げます。
2015年元旦
東京農業大学「食と農」の博物館
館長 上原 万里子