東京農業大学 「食と農」の博物館 Food and Agriculture Meseum

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微細藻類の輝かしき未来

微細藻類の輝かしき未来 ―健康・環境・エネルギー資源としての可能性に迫る―

平成29年4月26日(水)~8月6日(日)

 我々人類の長い歴史において、これまでに動物や植物の利活用に関するたくさんの研究が推進されてきました。しかしながら、この地球が生まれた頃から海洋や陸上に生息してきた微細藻類(びさいそうるい)については、有効利用どころか種の識別も完全になされたわけではありません。既に知られるようになった微細藻類でも、その利用範囲は限られています。

 近年、研究機器や分析手法が発展したことにより、微細藻類には未だ知られざる多くの可能性が秘められていることがわかってきました。

 微細藻類は、石油に代わるエネルギー資源として注目されるだけでなく、医薬品や化粧品、機能性食品として、医療・美容・健康の分野でその活用が見込まれています。さらに、土壌改良、塩害対策、河川や海洋への赤土の流出防止など、農業分野においても幅広い利用方法が開発されているのです。

 本展では、期待すべき次世代の有用資源として様々な微細藻類をご紹介します。国内外での先端的研究によって得られた学術成果や応用製品などを、エネルギー・環境・生命・食といった側面から知ることが出来るでしょう。現代社会における生活の質、豊かな環境に貢献する〝微細藻類の輝かしき未来〟について、触れてみる機会となれば幸いです。

ドナリエラ バーダウィル

ドナリエラ バーダウィル

Dunaliella bardawill

コッコミクサ

コッコミクサ

Coccomyxa gloeobotrydiformis

ヘマトコッカス

ヘマトコッカス

Haematococcus pluvialis

  • 画像提供:いずれも(株)日健総本社

Information

微細藻類の輝かしき未来
―健康・環境・エネルギー資源としての可能性に迫る―


会 期:平成29年4月26日(水)~8月6日(日)
会 場:「食と農」の博物館 企画展示室A・B
主 催:東京農業大学「食と農」の博物館(代表・江口文陽館長)
協 力:株式会社日健総本社、日本工営株式会社、ワクチノーバ株式会社、株式会社長崎ファーム、株式会社東京一番フーズ、味丹生物科技股份有限公司(台湾)、株式会社モノダスサンコー、株式会社クロスタニン福岡、相良物産株式会社、株式会社クロスタニン仙台

関連イベント

講演会「微細藻類の輝かしき未来」

平成29年7 月8 日(土) 13:30~15:30

講 師:Prof. Ami Ben-Amotz(アミー・ベン=アモツ)国際応用藻類学会上級理事
    江口文陽 東京農業大学「食と農」の博物館館長・森林総合科学科教授
日 時:2017年7 月8 日(土) 13:30~15:30
定 員:1,000名
聴講料:無料
会 場:東京農業大学世田谷キャンパス 百周年記念講堂

体験講座「微細藻類を活用した料理レシピ」

平成29年6月10日(土) 13:30~16:30

講 師:木田マリ 料理研究家・フードコーディネーター
    宮澤紀子 東京農業大学地域環境科学部助教・管理栄養士
日 時:2017年6月10日(土) 13:30~16:30
定 員:50名(要事前予約)
受講料:無料
会 場:東京農業大学「食と農」の博物館 2 階セミナー室
お申込:博物館事務室 03-5477-4033

イベント詳細

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