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黒島採集記

学部4年 柳原健人

3月の山梨県の調査に同行させていただいた時のこと。
黒島の調査に行かないか、とのお誘いを小島先生からいただき、今回の遠征は決定した。
今回のメンバーは小島教授と私の2人、4日間で黒島の昆虫調査を行う。


4月17日


この日は羽田から鹿児島空港に着いた後は、明日のフェリーに備える以外に予定が入っていない。
昼前には鹿児島に到着したため空港から歩いて採集に出かけることにした。




ここではスウィープでハムシ、ゾウムシ等各種甲虫を得ることができた。


カタビロトゲハムシ。


チビハナゾウムシ。


この後宿に向かい、この日は終了。


4月18日(黒島1日目)


今日は鹿児島港から黒島への移動日だ。

今回乗船するフェリーみしま。
9:30に出港し竹島、硫黄島を経て黒島へ到着。




途中の硫黄島。
海の色が茶色-オレンジ色なのは、溶け出した硫黄によるとのこと。
実際に目で見ると、周りの海の色とあまりの違いに圧倒される。

船に揺られること5時間ほどで、黒島に到着した。
車を借り、小島教授の運転で山へ。


軽く採集をした後、
民宿にて夕食をいただき就寝し、明日に備える。


4月19日(黒島2日目)


本日は午後から雨予報のため、それまでが勝負だ。
朝食後、昼の弁当を持たせていただいた。ありがたい限りである。
昨日と同じ山に向かい採集を行う。




登山道脇の植物と、採集中の1コマ。




その後は港へ。


こちらの酒蔵にもお邪魔した。


4月20日(黒島3日目)


この日は、あまり雨が降らない予報。島内を回りながら採集した。


この日の朝食。
毎食とても美味しいご飯を作っていただけるので、嬉しい限りだ。


移動中の風景。良い眺めだ。

4月21日(黒島4日目)


本日が黒島最終日。荷物をまとめてフェリーのチケットを買う。


          

今回の黒島での最後の食事。
毎食美味しいお料理をありがとうございました。




港に船が到着、出港し今回の黒島採集は終了。




黒島に別れを告げる。


翌4月22日は小島教授と鹿児島県内の城山観光後、
23日からの屋久島採集に続く。


最後に、黒島採集への同行を許していただき、お世話になった小島教授、
現地でお世話になった鹿児島港、黒島の島民の方々には、この場を借りて厚く御礼申し上げる。


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