・単位認定について
単位認定状況( 単位認定の方法は、教科により定期試験結果を主として判断材料として用いる場合もあれば、小テストやレポートなどを課し、それらを総合して単位認定の材料としている場合もある。多くの学生を対象として短期間に評価しなければならず、一律的な判断になりがちであるため、学生の講義等に対する積極的関与度についても評価対象にするなどの工夫が必要である。 単位の取得状況は、履修登録の上限である年間46単位、半期24単位内のほぼ上限に近い形で登録されており、学科開講科目を中心に1年次で概ね40単位前後を取得している。その一方、編入学希望者の増加により、編入学に有利かどうかという基準で履修科目を選択している学生も目立ち始めている。 評価の現状としては、実験・実習・演習については学科内で協力体制をとり、指導および評価において教員間に差異がないよう配慮している。一方、講義科目については、教員個人の裁量によるところが大きい。定期的に行われる学科会議で主に成績の低迷している学生に対する各教科での情報交換を含めて成績の検討が行われており、必要に応じて科目担当教員、あるいは担任による学習指導を行っている。優、良、可、不可の4段階で評価される成績を点数化することにより、成績状況を把握しやすいよう努めている。指数化された評点を、各種の表彰や学生指導に活かしている。
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