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【大学・学部等における理念・目的・教育目標】
東京農業大学は、「食料」、「環境」、「健康」、「資源エネルギー」の全てにわたり、基礎科学から応用科学、さらには具体的な技術にいたる広範な分野の教育と研究、そして実社会における人材養成を果たすべく大学全体として取り組んでいる。教育の理念として掲げている「実学主義」は、社会の現実を直視した実証研究を基盤にもち、諸改革を提案できる実用的で実際的な学問のあり方を意味している。心の底から真の「学び」、真の「生き方」をさがしだそうとしている若人に、「学問の真実」とは、「一生をかけて取りくみたい何かを追求し、生きている実感を体得する」大学として取り組み、自らの感性と体験を通じて「生きる力」を育む目的を東京農業大学は掲げている。
研究分野ではこれまで、分野(モノ)の拡大で農学の多面性を提示し幅の広がりを達成してきたが、学問分野の進化に必要な手法(コト)の拡大がこれからの課題である。先端技術の研究が進み、応用につながる実学研究が産業界の前線技術として定着する道筋を教育することがこれからの実学教育だと考え、基礎となる教育的研究に加え、先端研究と前線的産業研究との3つのカテゴリーで研究体制を整備している。
このほか、現在、学士課程として5学部、準学士課程として短期大学部を有するが、厚木キャンパスの農学部では生物セラピー系の新学科増設、応用生物科学部では学部・大学院の連携教育プログラムの開発、地域環境科学部ではJABEE認定校の手続きの推進、国際食料情報学部は、語学教育や海外体験等を充実させ、かつ外国人学生を多く抱える特性を活かした教育研究の活性化、オホーツクキャンパスの生物産業学部にあっては、水圏・水産系の新学科増設、短期大学部では短期大学としての再編の必要性等、目標を共有して理念・目的の実現へ向けて取組んでいる。

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