総合研究所

 総合研究所は,大学の長期的な戦略研究を企画・遂行することや,産業界や国内外の研究機関と協力して共同研究を実施することなどを目的に研究の活性化を図る研究センターとして,設立されました。
 主な活動は,本学教員の研究活動への支援,産官学連携の推進と技術の実用化研究,先端研究プロジェクトの運営などです。現在,研究所が行っているプロジェクト研究は,「循環型社会にむけた廃棄物の資源化に関する研究」をテーマに,(1)剪定枝葉などの樹木ごみ処理システム(2)生ごみをエタノールに転換するシステムや高速メタン発酵システム(バイオマスエネルギーセンター)(3)生ごみを肥料にするシステム等の開発研究を行っており,「リサイクルセンター」もこれらの研究成果でつくられました。平成17年度から,文部科学省の「社会連携研究推進事業」の補助金プロジェクトが採択され,上記研究成果をより一層社会に還元するため,静岡県富士宮市でプロジェクトが進められています。また,本研究所の中には総研研究会がつくられ,民間会社107社を中心に22の研究部会が活動をしています。研究部会では,共同研究を行うだけでなく,社会で一番問題になっている課題を取り上げた特別講演会や,フォーラムなども開催しています。フォーラムは年4〜5回開催し,各界の著名人や学識経験者に講演いただいています。学生は無料で参加することが出来ますので,ふるって御参加下さい。



リサイクルセンター

生ごみ肥料化プラント

バイオマスエネルギーセンター