環境共生学専攻について |
環境共生学とは
本専攻は、環境と人類をはじめとするすべての生物がバランスのとれた持続可能な共生関係を維持するための学術研究を行うことを理念とし、自然科学、社会科学および人文科学が融合した新しい教育研究体系による総合科学分野での研究を推進する人材育成を目指しています。こうした環境共生社会を実現するための学際的な研究手法の習得によって、総合的・複合的な研究能力・実力の向上を図ります。博士後期課程のみの本専攻には、他専攻の修士号取得者の進学を受け入れるほかに、ユニークな点として、実社会でキャリアと研究業績を積んだ社会人に対する大学院生としての入学制度があります。これは、在勤・在宅のまま大学院に在籍し、講義や論文作成指導(スクーリング活動)を受講しながら、これまで培ってきた豊富な知識や卓越した技術の集大成として、環境共生社会の実現に繋がる成果をとりまとめた博士論文の完成を目指すとともに、さらなるスキルアップを図ることを最終的な目的としています。
求める学生像
現代社会において懸念されている地球温暖化や環境汚染など環境悪化に伴う自然生態系の保全や、それらが人間に及ぼす健康被害や生活環境への影響の削減にむけた方策、また積極的な環境共生社会構築を具現化するための方法論等を探究し、これまでにない学際的な立場から研究を行いつつ、社会への提言ができる学生を求めています。
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