東京農業大学

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自己点検・評価

序章
自己点検・評価に当たって
第1章  建学の精神・教育
理念,教育目的・
目標
第2章  教育の内容
第3章  教育の実施体制
第4章  教育目標の達成
        度と教育の効果
第5章  学生支援
第6章  研究
第7章  社会的活動
第8章  管理運営
第9章  財政
第10章 改革・改善
第11章 将来計画の策定
第三者評価結果 
・相互評価や外部評価について
 

 本学は、今回を含めこれまでに3回の自己点検評価を実施してきた。このうち、学外者による点検を導入したのは2回目以降である。平成12年の第2回においては、各学部単位に、当該学問分野に最も精通していると判断した他大学の教育研究者を外部評価員として依頼して実施し、きわめて有効かつ意義のある外部評価を得ることができた。この中で指摘されたことについてはただちに真摯に対応し、これが今日の本学の改善された姿に投影されている。

 このことについては、「東京農業大学短期大学部の現状と評価・外部評価報告書編」として公表しているところであるが、学生指導体制における学生気質の変化に対応していくことの大切さや情報処理能力やプレゼンテーション能力を養うための教育プログラムの強化が重要であるとの指摘を受けた。今回の自己点検評価においては、この後、短期大学基準協会の第三者評価を受けることになっている。

 これらの指摘に対する対応は、本学全学科において平成12年4月から「フレッシュマンセミナー」、「情報基礎(一)」「情報基礎(二)」の開講をしたことで、改善方策としている。

 フレッシュマンセミナーでは、学生生活の基礎知識、本学の組織・教育システムなどの理解、勉学の目的意識の明確化、就職・進学等の基礎知識等を指導することで、より効果的なキャンパスライフを送れるよう開講している。また、「情報基礎(一)」では、実習をとおして、コンピュータならびに情報システムの理解に必要な基礎知識、それらのシステムを自身の情報処理に活用するスキルをWordやExcelの操作技術から修得を行っている。「情報基礎(二)」では、プレゼンテーション能力を養成するためPowerPointによる発表用操作実習やインターネット活用実習を行っている。

 本来この自己点検・評価の実施結果は学内の改善・改革にどれだけ結び付け、活用できるか、必要な改革改善等の策定、更にこれをどのような体制で具体的実現を図るかが重要なポイントである。特に本学では、平成7年版において、点検評価の報告書作成が中心であったものが、平成12年では、外部評価を実施することで、本学の長所を認識し、指摘箇所については真摯にこれを受け止め、改善に向けて実施・努力してきたことが大学にとって大きな前進につながっている。

 第3回目の今回は、第三者評価機関として文部科学省から認証を受けた短期大学基準協会により自己点検評価を受けることになる。協会によりマニュアル化され、指定された評価項目に従っての自己点検評価報告書の作成等により、評価されることになる。また、この報告書については電子媒体での発信、すなわち大学ホームページへの掲載を中心に考え、更に利用・検索しやすい工夫を加える。印刷物では上述のとおり個人への配布も検討しているがその内容については、今後、全学自己点検評価委員会を中心に詰めていく考えである。

 自己点検評価の結果をどのような体制で具体的実現を図るか、全学自己点検評価委員会で全学的な立場から再検討し、それによって各種施策が講じられることとなる。これにより、諸情勢に対応した大学の新展開を図る組織体制の整備がなされるが、当然のことながらよりグローバルな視野で社会の変化を見据えて建学の精神の高揚をはかり、教育理念目的の実現を図っていくことがさらに求められる。

 

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