東京農業大学

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自己点検・評価

序章
自己点検・評価に当たって
第1章  建学の精神・教育
理念,教育目的・
目標
第2章  教育の内容
第3章  教育の実施体制
第4章  教育目標の達成
        度と教育の効果
第5章  学生支援
第6章  研究
第7章  社会的活動
第8章  管理運営
第9章  財政
第10章 改革・改善
第11章 将来計画の策定
第三者評価結果 
・障害者

 

【醸造学科】

 本学科では、過去3年間で障害者を受け入れた実績は、平成14年度1名である。特に平成14年度入学者は、障害者認定一級の心臓疾患(ペースメーカー)のある学生で、本人からの申し出により事実を知った。本学生に対しては、ペースメーカー装着もあり、一般の電波を身近で触れないよう努めるなどの配慮について教員間で合意を図って対応した。

さらに昨年度(平成17年度入試)障害者(小児麻痺;右手が不自由)から受験等についての問い合わせがあり、事前に学科の授業特徴、実験実習について説明し、併せて実験を体験してもらい、受験希望者による自己点検をしてもらった。その結果、本人が入学後の学習に耐えられないと判断したので入学しなかった。

 また障害者とはやや異なるが、持病(喘息)の学生の事例(平成12年度)では、学外オリエンテーションで富士農場宿泊の折、持病が悪化し近隣の病院に教員が搬送した経緯もある。

 このような学生の情報は、個人情報ではあるが、生命保護の観点からも公にし、関係する教職員全員が情報を共有しなければならない。今後は、障害者からの事前申告による受験体制と、受け入れ体制の一層の充実を図る必要がある。

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