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自己点検・評価

序章
自己点検・評価に当たって
第1章  建学の精神・教育
理念,教育目的・
目標
第2章  教育の内容
第3章  教育の実施体制
第4章  教育目標の達成
        度と教育の効果
第5章  学生支援
第6章  研究
第7章  社会的活動
第8章  管理運営
第9章  財政
第10章 改革・改善
第11章 将来計画の策定
第三者評価結果 
・単位認定について


単位認定の方法については、教科により、定期試験結果重視の判定や授業期間中の小テスト、レポートを加味し総合的に判断している。いずれの場合も公開されているシラバスおよび最初の授業で判定基準を説明している。また、成績評価法、成績評価基準については、優、良、可、不可、未評価で授業の2/3以上出席者に不可以上の評価をしている。

 教授法の多様性、受け止める学生および学生数の多様性から一律の判定は難しい。そのため成績相談日を設けて、授業内容や評価(判定)に関する疑問・質問に授業担当者が直接当たり、判定や授業にも理解を深め教育効果も上がっている。従って、学生からも判定に対する苦情はほとんどない。

 社会のニーズ、学生の価値観の多様性から、一律の判定ではなく不公平感を与えない個々の対応で個々の学生の可能性を伸ばす判定法の検討を続けている。

履修科目登録の上限を年間46単位、半期26単位を上限とし授業時間数と同じ時間の予習と復習を課しているので物理的にこれ以上の履修は無理である。2年間で92単位履修が可能であり、卒業単位が62単位であるから適切である。現状では各学科の特徴を表す履修形態が取られ、選択科目の自由度が広がっているが、栄養士養成に特化している栄養学科は自由度がほとんどない状況である。

習熟度別クラス、単純にA/Bクラスに分けられたクラス間の評価基準、複数教員で別クラスを担当したときの評価に難しいところがあるが学生に成績相談、個別相談の際、明確な説明を行うことで学生の納得は得られている。

 各年次及び卒業時の学生の質を検証・確保するための方途として、1年次終了時に卒業要件にかかわる修得単位数が20単位未満の場合、2年次への進級が認められない。また、卒業に必要な単位数は62単位で学生の質の検証・確保はされている。また、クラス担任により個別に履修状況の確認および成績の確認がなされ研究室配属により、技術、人間性を含めた総合的な指導がなされている。

 今後は、卒業生の活躍度と在学中の成績等を比較しその学生の持つ能力を正しく評価する方法を探し続ける。また、社会のニーズの多様化に合わせ、学生の活躍する職域の拡大を模索する必要がある。

 

 

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