大学院国際食料科学研究科 博士後期課程2年のIssa Abrahaman Kachenjeさんとアグリビジネス学科 大江 靖雄 教授(第2筆者)が、APTA(アジア太平洋観光学会)2023大会のThesis In Progress Session (TIP session)でBest Paper Award(最優秀論文賞)を受賞
2023年7月18日
教育・学術
7月4~7日、タイ・チェンマイで開催されたAPTA(アジア太平洋観光学会)2023大会のThesis In Progress Session (TIP session)で、大学院国際食料科学研究科 博士後期課程2年のIssa Abrahaman Kachenjeさんとアグリビジネス学科 大江 靖雄 教授(第2筆者)がBest Paper Award(最優秀論文賞)を受賞しました。
Thesis In Progress Session (TIP session)は19本の投稿論文により5つのパラレルセッションで構成されておりましたが、Issa Abrahaman Kachenjeさんは、第一セッションの第1発表者として、タンザニアのフィールド調査に基づくアグリツーリズム農家および一般の農家データを用いて、DEA分析により、アグリツーリズム農家と一般農家のコロナ禍での効率性を比較したところ、一般の農家の効率性が統計的に有意に高いことを実証しました。
その理由は、コロナ禍で観光客が入らず、アグリツーリズムの農家収入減少が大きかったことがあげられます。
パンデミックのリスクに対して、ツーリズムの脆弱性とレジリアントな農業生産活動の意義を明らかにしたことが評価されました。
APTA(アジア太平洋観光学会)2023大会 | Thesis In Progress Session (TIP session) Best Paper Award(最優秀論文賞)
【受賞者】Issa Abraaman KACHENJE and Yasuo OHE
【論文】“Assessing The Economic Vulnerrability Of Conventional Farmers Versus Agritourism Farmers In Tanzania: A Farm-Efficiency Comparison During The Pandemic”