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ニュースリリース

「東京農業大学満州湖北農場殉難者慰霊祭」が執り行われました。

2021年11月26日

お知らせ

 東京農業大学満州湖北農場殉難者慰霊祭が、令和3年11月25日に東京農業大学世田谷キャンパス中庭 慰霊碑前で執り行われ、生還者3名、生還者ご親族8名、学内関係者16名が参列しました。

 終戦の年となった1945(昭和20)年,旧専門部農業拓殖科学生全員が、入学と同時にソ満国境から程遠からぬ、満州東安省 東京農業大学満州湖北農場の実習に参加しました。いずれも前途への大きな希望を抱き、農場開拓作業に励んでおりました。戦況が不利となった8月9日、ソ満国境に配置していた国境守備軍が満州に侵入しました。農場が僻地であったため、実習生は農場を離れるのが遅れ、逃避行の末、各地で酷寒の中次々と飢餓や病に倒れ、引率教員2名及び学生56名が戦火の犠牲となりました。

 東京農業大学が今年創立130周年を迎えるこの節目に、本学関係者がこの惨事を忘れることのないよう、無事生還された諸先輩方や関係所属を代表して、大澤貫寿理事長、江口文陽東京農業大学長らが、それぞれ玉串奉奠を行い、各霊位のご冥福をお祈りいたしました。

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