全授業科目一覧

学 年

学 期

必 修

授   業   科   目

単位

備 考

生物生産学科授業科目

必修

生物生産学特別実験・実習(二)A 

5

 

必修

生物生産学特別実験・実習(二)B

6

 

必修

生物生産学特別実験・実習(二)C

7

 

必修

生物生産学特別実験・実習(二)D1

8

 

必修

生物生産学特別実験・実習(二)D2

9

 

食品科学科授業科目

 

科学英語(二)

13

 

産業経営学科授業科目:卒論指導ゼミ

3・4

 

田中ゼミ

 

17

 

3・4

 

永井ゼミ

 

17

 

3・4

 

坂田ゼミ

 

17

 

3・4

 

当間ゼミ

 

18

 

3・4

 

芳澤ゼミ

 

18

 

3・4

 

竹下ゼミ

 

18

 

3・4

 

阪井ゼミ

 

19

 

3・4

 

朝隈ゼミ

 

19

 

3・4

 

長澤ゼミ

 

19

 

3・4

 

酒井ゼミ

 

20

 

3・4

 

美土路ゼミ

 

20

 

3・4

 

菊地ゼミ

 

20

 

3・4

 

大西ゼミ

 

21

 

3・4

 

黒瀧ゼミ

 

21

 

3・4

 

石堂ゼミ

 

21

 

3・4

 

笹木ゼミ

 

22

 

教職課程授業科目:教職に関する科目

 

教育相談論

25

 

3・4

通年

 

教育実習T

26

 

3・4

通年

 

教育実習U

27

 
生物生産学科授業科目
(必)生物生産学特別実験・実習(二)〔植物資源学研究室〕
4年次 通年 2単位 担当教員:小松輝行・鈴木悌司・上埜喜八吉田穂積・伊藤博武
教育目的
4年次は卒論研究が中心となるので、とりまとめ・発表までに必要な実験・演習に主眼をおく(作物生産学A分野)

回数

項  目

講義内容・手法

回数

項  目

講義内容・手法

ガイダンス

卒論作成までのスケジュール

16

測 定 法

森林測量

実験計画法

設計

17

林木分布図作成

調査法

18

土壌解析

pH 、EC,CEC

データ処理

19

 

置換酸度y1

コンピュータ演習

説明

20

微生物活性

演習

21

リン酸吸収係数

作物栽培法

説明演習

22

腐植−C・N

演習

23

交換性塩基

測 定 法

光合成と気孔開度

24

測 定 法

地下水位計とテンシオメータ

10

葉面積

25

写   真

発表用スライドのつくり方

11

生長解析

26

卒   論

論文作成指導

12

発芽試験

27

発   表

13

根系調査

28

14

予 備 日

 

29

予 備 日

 

15

 

30

 
 

(書名)           (著者・編者)     (発行所)

教 科 書

 
   

参 考 書

 

評価の方法

出席回数に積極的参加態度を加味して評価する。

受講上の

注意点等

実験・実習の都度、プリントを配布

(必)生物生産学特別実験・実習(二)〔動物資源学研究室〕
4年次 通年 2単位 担当教員:石島芳郎・横濱道成増子孝義・亀山祐一

教育目的

本実験・実習では、B分野(動物増殖学)を専攻した4年次学生を対象として、有用動物資源の開発・生産に係わる専門技術を修得させる目的で、家畜繁殖学、発生工学、家畜育種学、動物遺伝学、家畜栄養学および家畜管理学を基盤とした応用実験を主体に実施する。関連科目は上記の科目がベースになり、学部で開講されている科目では(一)で示したものの他、遺伝子工学、動物免疫学、家畜人工授精論、家畜受精卵移植論などが関連する。


回数

項  目

講義内容・手法

回数

項  目

講義内容・手法

ガイダンス

講義内容の説明

16

消化生理の実験

第一胃内の消化の機序

発生工学

スライドで説明

17

消化生理の実験

第一胃内容物の分析(pH 、VFA )

発生工学

ウシの体外受精(ビデオ)

18

消化生理の実験

第一胃内容物の分析(アンモニア−N)

発生工学

実験実験動物の体外受精の実習

19

サイレージの発酵品質

サイレージの発酵理論

発生工学

ウシの受精卵移植(ビデオ)

20

サイレージの発酵品質

サイレージの有機酸分析(乳酸)

発生工学

動物胚の凍結保存の実習

21

サイレージの発酵品質

サイレージの有機酸分析(VFA )

電気泳動法

各種方法について解説

22

サイレージの発酵品質

サイレージの有機酸分析(pH 、VBN )

核酸の分析

DNAの分離法

23

データのまとめ方

卒業論文の書き方

核酸の分析

DNA型の検出法

24

データのまとめ方

卒業論文の書き方

10

蛋白質の分析法

蛋白質成分の分離(血清)

25

卒論の中間報告

実験データのまとめの実際

11

蛋白質の分析法

蛋白質成分の分離(乳成分)

26

卒論の中間報告

(各専攻生が発表)

12

蛋白質の分析法

蛋白質型の解析法と分子量の推定法

27

卒論の中間報告

 

13

遺伝分析

遺伝子頻度および遺伝様式判定法

28

卒論の中間報告

 

14

   

29

   

15

   

30

   
 

(書名)           (著者・編者)     (発行所)

教 科 書

 
   

参 考 書

 

評価の方法

出席数および提出レポートの内容により評価する。

受講上の

注意点等

資料は講義中に配布。

(必)生物生産学特別実験・実習(二)〔水圏資源学研究室〕
4年次 通年 2単位 担当教員:桑原連・水野眞

教育目的
本実験、実習では、C分野(水産増殖学)を専攻した4年次生を対象として、水圏資源の開発・生産に係わる実験・実習について、3年次のそれに関連する内容も含めて以下の項目に関して実施する。同時に卒業論文作製のための実質的指導も行う。実習内容は、水産生物の飼育の実際に関するものとして、飼育水槽の整備・管理技術、水質制御等について実施する。また、水圏生物の調査方法の実習も行う。

回数

項  目

講義内容・手法

回数

項  目

講義内容・手法

ガイダンス

本実験・実習の説明

16

文献講読

海洋学英文教科書講読

卒業論文作成指導

業論文の書き方1

17

  〃

〃   

〃   2

18

  〃

〃   

実験データまとめの実際

19

  〃

〃   

〃   

20

  〃

湖沼学英文教科書講読

水産生物飼育・管理の実際

飼育水槽の整備・管理

21

  〃

〃   

〃   

22

  〃

〃   

飼育水槽の整備(水質制

御)

23

  〃

〃   

水生生物調査方法

プランクトン、底生動物・魚類

24

卒論中間報告

学生発表

10

〃   

25

  〃

〃   

11

生物(水圏生物)基礎実験法

試料生物の取扱い法(固定保存)

26

  〃

〃   

12

顕微鏡写真撮影技術

27

  〃

〃   

13

〃   

28

  〃

〃   

14

   

29

   

15

   

30

   
 

(書名)           (著者・編者)     (発行所)

教 科 書

 
   

参 考 書

 

評価の方法

出席(50%)とレポート(50%)で評価する

受講上の

注意点等

資料は講義中に配布。

(必)生物生産学特別実験・実習(二)〔動物バイオテクノロジー研究室〕
4年次 通年 2単位 担当教員:伊藤雅夫・橋詰良一・鈴木淳志

教育目的
本実験、実習では、D1分野(生物工学1:動物系)を専攻した4年次生を対象として、動物に関する生物工学分野の中から、生物生産学の高度な専門技術として必要と考えられる実験実習についてとりあげ実施する。特に中心となる実験は組換えDNA実験で、遺伝子工学の授業内容を基礎として実施する。本実験・実習に関連する科目は、生物工学、分子生物学、遺伝子工学、細胞生物学などがある。


回数

項  目

講義内容・手法

回数

項  目

講義内容・手法

ガイダンス

本実験・実習(二)の概要

16

DNAの切断

制限酵素によるプラスミドの切断

実験範囲の説明

実験設備、器具類の操作法

17

DNAの切断

リガーゼによる組換えDNAの作出

組換えDNA実験

実験手順の説明

18

形質転換

組換え操作

培地の調整

19

  〃

形質転換の確認。コローニー数を数える

試薬の調整

20

実験データのまとめ

実験データのまとめ。各種実験項目ごと

植菌操作

21

  〃

遺伝子地図の作成等

大腸菌生育曲線の作成

22

組換えDNAについての評価

各班ごとのデータ分析

プラスミドの抽出(1)

23

データのまとめ方

卒論の書き方(1)

プラスミドの抽出(2)

24

データのまとめ方

〃  (2)

10

DNAの抽出

25

データのまとめ方

実験データまとめの実際

11

電気泳動法

アガロース電気泳動法による

26

卒論中間報告

〃   

12

DNAの評価

27

卒論中間報告

〃   

13

制限酵素の連結酵素

制限酵素(H indV.Dra1等)

連結酵素(リガーゼ)の説明

28

卒論中間報告

〃   

14

   

29

   

15

   

30

   
 

(書名)            (著者・編者)       (発行所)

教 科 書

 
 

バイテク講座・遺伝子工学入門

遺伝子クローニング入門

遺伝子操作の原理

池上正人著

T .A .Brown著太田監訳

R.W .オールド,S.Bプリムローズ共著

理工図書

オーム社

培風館

参 考 書

評価の方法

評価は出席日数および実験ごとのレポートにより行う。

2/3以上出席のない者は成績評価の対象にしない。

受講上の

注意点等

実験方法、試薬の調整方法等についてはマニュアル(資料)を配布。各実験ごとにも、資料の配布を行う。

(必)生物生産学特別実験・実習(二)〔植物生産工学研究室〕
4年次 通年 2単位 担当教員:上村英雄・桃木芳枝・小栗秀

教育目的
本実験・実習では、D2分野(植物生産工学)を専攻した4年次を対象にして、植物に関する分子生物学分野の中から、生物生産学の高度な専門技術として必要と考えられる実験・実習について、3年次のそれに関連し一部継続する内容も選抜し実施する。植物の生体機能に関する分子的基礎を考察するためには、細胞内の物質を知ること、さらに細胞を構成する細胞小器官それぞれの構造・機能を知ることが重要とされる。これらを基に分子生理学分野に関する植物分子生物学の実験へと展開をはかる。関連科目生物工学(植物系)、分子生物学、植物生理学、遺伝子工学。


回数

項  目

講義内容・手法

回数

項  目

講義内容・手法

ガイダンス

本実験・実習(二)の概要

16

酵素学実験

植物酵素の精製

 

実験設備・機器操作法

17

 

酵素の化学分析

組織顕微化学

細胞内物質の検出

18

 

酵素の基質特異性

 

酵素細胞化学

19

 

反応速度解析

 

免疫細胞化学

20

分子生物学実験

植物ゲノムの単離

 

フォルゲン染色法・プローブ法

21

 

目的遺伝子のクローニング

 

in situの雑種形成

22

 

サザン分析

細胞分画T

ミトコンドリア

23

 

遺伝子の配列解析

 

組織培養からの単離・精製

24

 

遺伝子の発現

10

細胞分画U

葉緑体

25

データのまとめ方

実験データまとめの実習

11

 

単離・たんぱく質in vitro合成

26

 

卒業論文の書き方

12

 

葉緑体の分画・純化

27

 

卒業論文のまとめ方

13

細胞分画V

液胞

28

卒論中間報告

各専攻発表

14

 

組織・プロトプラストからの単離

29

卒論中間報告

15

 

液胞膜小胞の調製

30

卒論中間報告

  〃

 

(書名)           (著者・編者)      (発行所)

教 科 書

バイオテクノロジーへの基礎実験     桃木芳枝他        三共出版

参 考 書

実験生物学講座             毛利秀雄他        丸  善

   

評価の方法

出席日数および提出レポートにより評価、出席を重視し、2/3以上の出席のない者は成績評価の対象にしない。

受講上の

注意点等

他資料は講義中に配布。

食品科学科授業科目
科学英語(二)
4年次 後学期 2単位 担当教員:学科全教員

教育目的
科学英語(一)の内容をさらに発展させ、それぞれの研究室で行われている研究内容(生化学、微生物利用学、食品工学、資源利用学および食品機能学)に関連した科学英語について学術用語、表現方法、文章構成などを学ぶ。


回数

項    目

講  義  内  容  ・  手  法

 

内容は各研究室の指導教員の指示に従う。

   

   

   

   

   

   

   

   

10

   

11

   

12

   

13

   

14

   

15

   
 

(書名)           (著者・編者)      (発行所)

教 科 書

 
   

参 考 書

 
評価の方法 最初の授業時に各指導教員から指示がある。

受講上の

注意点等

教科書及び参考書については各指導教員から指示がある。

講義内容・手法についても最初の授業時に指示がある。


業経営学科授業科目
卒論指導ゼミ

田中ゼミ
3・4年 次通年 8単位 担当教員:田中俊次
当ゼミナールでは、基本的には広範な経済の諸問題を対象として分析、研究を行う。そこで、理論的なアプローチを、理論、歴史、政策(現状)の総合的な視点から行う。又、経済の諸問題を分析するための基礎として、生産関係のあり様を理解することは特に重要なことである。その為、資本と労働の関係及びその変容について分析をする。3年次には、ゼミ員それぞれがより具体的な地域を設定し、具体的なテーマを設けて(例えば、地域労働問題、地域企業、地域振興等々)これに基づいて種々の手法を用いて調査、分析を行う。つまり、より具体的に現実の地域に主体的に関わりを持って、地域の問題点や課題、展望を模索する。その際、各地域の委員会や組織等にも具体的に何らかの形で(委員及びオブザーバー、調査員等)主体的に関わることになる。そのことによって、より現実の地域の課題が具体的に見えるようになる。4年次は、卒業論文作成の具体的作業に入る。作成にあたっては、別途時間を設けて個々のテーマにしたがって指導する。又、論文発表の為のプレゼンテーション能力を高める訓練も行う予定である。

永井ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:永井義瑩
卒業論文の研究領域を「経営史」とのみ限定せず、より「経営史」に接近した範囲内で、歴史的連続性の観点から、比較分析的方法の重要性を認識して指導。より専門的教科を収得する年次に適合させて、専門書をどう読み解くか、資料採集、論文の書き方の基本を徹底的に指導。テキスト使用。前学期は就職活動のための個人的就職相談、進学を志す学生には学問研究のアドバイス。卒業論文の完成を目指して準備を進めてきた学生には、10月から執筆作成の経過報告、検討会、添削。最後の発表会へと指導。

坂田ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:坂田圭子
本ゼミでは、企業の経営分析または会計学諸領域の研究を行う。こうした研究を行い、卒業論文にまとめあげるまでには、我々を取り巻く環境を客観的に把握し、また自らの手足で企業の情報を収集・整理し、さらにその問題点を抽出し、将来の展望について考えるなど、多くの手順が必要である。本ゼミでは分析対象となる業界・企業の選定をはじめとして資料の収集等に関しても、教員が強制するのではなく、あくまでもゼミ生の自主性を尊重しながら指導を行う。したがって、自ら行動し、考える積極的な学生を歓迎する。

当間ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:当間政義
本ゼミでは、現代企業の経営(マネジメント)について「持続可能性」と「競争優位性」の2つの側面より研究を行なう。研究を行なっていく上で、地球規模での環境問題が深刻化している中、循環型社会における企業経営のあり方を「持続可能性」という側面から、また一方で、企業経営本来の問題でもある組織の維持・発展のあり方を「競争優位性」の確保という側面から究明していく。3年次では、環境に配慮した企業の経営行動を現実の経営行動の側面から問題点を取り上げ議論するとともに、企業経営の諸理論との整合性をつけつつ学習していく。4年次では、卒業論文の作成に当たって、各自の持つ問題意識のもと、テーマの設定・構成・作成計画等を指導し、競争優位の構築にむけた現代企業の経営(マネジメント)のあり方について各自の卒業論文を作成してもらう。


芳澤ゼミ
4年次 通年 8単位 担当教員:芳澤輝泰
現代社会は、企業と密接に関係しあいながら成り立っており、人々が企業と全く関係を持たずに生活していくことは到底考えられない。つまり、我々は意識するしないにかかわらず、いつでも企業の経営活動から何らかの影響を受けているのである。では、企業とはいったいどのような構造を有していて、どのような活動を展開しているのだろうか。また、企業の諸活動は我々にどのような利益をもたらし、逆にどのような悪影響をおよぼしているのだろうか。本ゼミでは、まず始めに、こうした企業や企業経営に関する基礎的な概念・知識を広く学んでもらう。その上で、現代企業における「意思決定システム」や「経営監視システム」についての理解を深めていき、最終的には企業統治、企業倫理、企業の社会的責任といった問題に絞った形での学習・討議を行っていきたいと考えている。


竹下ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:竹下幸一
本ゼミでは、インターネットを利用した商品販売と施設園芸などの複合環境制御システムについて学ぶ。

1.インターネットを利用した商品販売
最近、インターネットのホームページを利用した商品の宣伝と販売が急速にのびている。これは、インターネットの利用者が増加し、これを利用した商品販売が成り立つ段階にきていることを示している。さらにこの傾向は、インターネットを利用できる携帯電話等の普及により、一層加速することが考えられる。パソコンの前に行かなくても、携帯電話で商品を見て注文できれば、利用者が急増することが予測できる。本ゼミでは、このような時代に対応して、商品の宣伝と注文に必要なホームページ作成の技術を身につけることを目標にする。さらに、地域の販売者に協力して、実践をとおして、技術を習得する。
2.現在、延面積が3000平方メートルを超える、大規模なガラス温室やビニールハウスで、果樹・野菜・花卉の栽培が行われている。それには、温度や湿度などを計測して、暖房・冷房や潅水などを制御する装置が用いられている。本研究室では、パソコンと計測・制御ユニットを利用して、種々の環境データを測定し、それに応じて暖房器や天窓などの機器を制御する、複合環境制御システムを完成した。本ゼミでは、ハードとソフトに強い複合環境制御システムの技術者を養成する。また、地域の生産者と協力して、複合環境制御システムの応用をはかる。


阪井ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:阪井健男
本ゼミでは、計算機を用いた情報処理とその農水産業(生物産業)における応用について学ぶ。
1. 3年次では、情報処理とそれに必要な広い範囲の常識的知識の習得を目標とする。これにはHTMLやプログラミング初歩の学習が含まれる。
2. 4年次の卒業研究のテーマ選択は生物産業に関わるかぎり基本的に自由である。ただし、調査・研究の対象および分析手段は3年次までに学んだ情報処理の知識と技能を利用できることが望ましい。


朝隈ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:朝隈康司
当ゼミでは、情報の入手・導出、配信、そしてその管理方法についての一連の流れを理論的に学習し、研究をおこない、その成果として卒業論文をまとめていくことを目標とする。当ゼミで取り扱う研究課題として、1)環境問題と2)情報化農業の2つの問題に対してアプローチしていく。環境問題への取り組みとしては、情報の入手という観点から、衛星リモートセンシングとそれに伴う画像処理技術について学ぶ。衛星リモートセンシングは、大気汚染状況の観測・分析方法について学ぶ。一方、情報化農業として、生産管理に関わる情報の導出・管理という観点から、環境問題同様に衛星データを用いて、農作物の収穫量予測・品質管理をおこなう手法を学ぶ。これら2つの問題の中から、ゼミ生には各分野における問題意識を自ら深めてもらい、その解決方法をシステマティックに思考する能力を育む指導をおこなっていく。

キーワード

衛星画像処理、環境リモートセンシング、大気エアロゾル、農業リモートセンシング、農業生産管理


長澤ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:長澤真史
卒論指導ゼミでは、世界と日本の経済(現代資本主義)のもとで農業問題がどのように現れているか、その背景と根拠、そして根本的な解決のあり方について、理論的・実証的に考える。世界的規模でみれば、農業問題の現れ方は各国によって異なっており、わが国農業のみならず、諸外国農業を対象とする。また、今日の農業問題は広範な国民各層の関心事ともなっており、たんに農業サイドにとどまらず、食糧問題としてクローズアップされている。とくに消費者サイドでは食料品価格や食品の安全性、食生活のあり方が問題となっており、広く農業・食糧問題としてアプローチする。さらに、地球規模での環境問題が深刻化しているなかで、「農業と環境」の問題も取り上げる。


井ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:酒井惇一
日本農業とりわけ農業経営の現状と問題点を、一方では国内外の政治経済の動向と関連させて、他方では農業技術と関連させて究明し、これからの方向についてともに考えると同時に、学生諸君が自ら考える力をもって社会に巣立てるようにすることをゼミの目標とする。3年次では、基礎的文献の購読、統計書やデータの検討、農村調査等を行い、農業問題に対する理解と関心の幅を広げる。それにもとづき、1月中に卒論テーマを決定するが、それは本人が自主的に選定することを原則とする。4年次では、卒論にかかわる文献の整理、資料の収集、実態調査を各自があるいは協力して行い、その経過に応じて内容を全員で絶えず検討しあい、まとめていくようにする。


美土路ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:美土路知之
当ゼミナールでは、卒業論文の要件として自らの踏査(自己採取データ)による「オリジナル作品」を課している。卒業論文指導ゼミでは、3〜4年次一貫制をとるが、おもに3年次では農業・食料に関する文献を素にした輪読形式のゼミナールを毎週行うほか、調査(フィールド・サーベイ)活動も重視する。夏冬の休業期間を利用した視察・調査や「農村調査実習」、及び研究室活動を通じて、「調査」の作業の流れ「調査設計〜実査〜集計〜補足調査〜報告書作成(プレゼンテーションを含む)」を体得してもらう。テーマの設定や実施計画などについてはゼミメンバーの要望も考慮に入れたい。こうした修業と研鑽の上に立って卒業論文に取り組むことになるが、同時にデータ処理や検索にパソコンを駆使した(アプリケーションソフトの利用習熟、インターネットなどを用いた情報検索・交換など)リポート出力についても重視する。


菊地ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:菊地哲夫
食料品の輸入増加、食料の自給率問題、価格問題、小売業を中心とする流通再編問題など、食料の生産・流通・消費をめぐる問題点は少なくない。食料(品)は、農産物のみならず、畜産物、水産物、加工品とその対象は広い。当ゼミ(研究室)では、これらの食料品の生産と消費の問題、価格変動や価格形成、流通システムの諸問題を研究対象として、理論的かつ経済学的に解明することを目的としている。手法としては、文献の学習をはじめヒアリング調査、研究室でのディスカッションといったものに重点をおいている。同時に統計・分析手法を学習し、各種統計書やデータの見方と統計処理ができることを目標としている。3年次では、専門書の他、各種統計書やデータの見方や統計処理ができることを目指す。後期以降は、各自で興味や関心のあるテーマを選択していき、4年次の卒論に結びつけていく。また、ゼミの合同合宿(3、4年)を開催し、卒論発表会および就職体験談を通じてゼミ生相互の交流を深めたい。


大西ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:大西徳明
このゼミでは卒業研究課題が労働・健康に関する事象をテーマとする。とくに、自分の足で実態調査することを主眼とする諸君を対象としたい。すでに、三年次の労働科学において、現代的作業にあっても労働の最適性に欠ける課題のあることを紹介した。また、私共の生活周辺にある道具、什器、施設などの“使いやすさ”は、性別、年齢、体格、機能的状況で著しく異る。これらのことは、僅かな視点での実態調査により改善点が明確になる。従って、対象を明確にして、不自由さを改めようとする諸君は、調査研究した事例などを参考に調査方法、調査項目バッティリーの組み方、改善対策の考え方などを実証的に討論する。
卒業研究に関連したキーワードは以下の通り。
健康、労働負担、疲労、体力、腰痛予防、人間工学的対策、安全対策


黒瀧ゼミ
3・4年次通年8単位担当教員:黒瀧秀久
卒論指導ゼミは、当学科における産業経営の理論的研究の成果を踏まえた、4年間における集大成として学科の課程の後半部分の3・4年の2ヶ年を通じて専門的研究を行う内容を持つものである。当ゼミナールでは、3年次の当初から卒業論文のテーマを設定して夏季休業時までに確定し、目次構成における章別編成を冬季休業までに確定して、社会調査・データ収集を同時に追究する。そして、4年次の4月からは卒論執筆にすぐ取りかかれるような研究体制を目指した指導を行う。研究テーマは自主性を尊重し自由であるが、論理的思考と徹底したデータ追求がゼミ生には要求される。なお、同時に専門分野を深めるためにテキストも講読する。卒論報告は、年3〜4回を予定する。また、研修旅行は、学生の自主性を尊重して計画する。なお、論文枚数は400字100枚以上。真に熱意ある者の受講を期待する。なお、研究分野は自由であるが、社会科学(経済学、経営学、農林漁業問題、環境問題など)の分野が望ましい。


石堂ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:石堂典秀
本ゼミは、民法を研究テーマとしており、その中にも、財産法と家族法の領域があり、非常に広範な領域をカバーしなければならないわけであるが、主として財産関係と法を中心に、その法的構造と社会的機能を研究していく。民法は法律の中でも日常生活を規定した法律であり、われわれに一番密接した法律であるといえる。そのため、研究の題材も豊富にあるわけで、学生の活発かつ実践的研究を考えている。ゼミの基本的な研究方法は判例を検討することであるが、4年次のゼミでは、卒論という大きな障害(?、課題)がまちかまえている。そのため、ゼミにおいては早速ゼミ生の論文テーマの選択、そして卒論指導も行っていくつもりである。このような作業を平行して行うことにより、ゼミ生は、文書作成能力の養成と多角的な視点から物事を捉える法的思考の養成に励むことになるであろう。最後に「良き法律家は悪しき隣人」という話があるが、法律知識の修得のみならず、よりよい社会を目指した視点というものもゼミ生に期待している。ゼミは、学生生活そしてその後の社会生活においても重要な絆を形成する場である。私のゼミでは、学生にゼミへの積極的参加を期待しており、したがって、その選択には熟慮していただきたい。


笹木ゼミ
3・4年次 通年 8単位 担当教員:笹木潤
地域やそこにある企業(産業)の特徴を、統計資料を読み解いたり、ヒヤリング調査の結果から、経済学的に評価する研究をおこなうことが目標です。3年次の前期には、地域経済分析に関係するテキストや文献を読み、その内容について報告・議論をおこないます。興味のもてるテーマを探す手助けになることを期待しています。また、プレゼンテーション技術の養成を目的に、報告はO H Pやプロジェクターを利用してもらいます。3年次の後期は、各自の卒業論文のテーマを報告してもらうことから始まります。以降は、関連資料や文献などの収集や個別指導の下で、卒業論文作成へ取り組んでもらいます。ゼミでは、各自の研究報告とそれについての議論が中心となります。


教職課程授業科目
(教)教育相談論
4年次 前学期 2単位 担当教員:瀬戸健一

教育目的
教育相談とは、児童・生徒一人ひとりの教育上の諸問題について、望ましいあり方を助言指導することを意味する。言いかえれば、悩みや困難の解決を援助することによって、その生活によく適応させ、人格の成長への援助を図ろうとするものである。具体的には、学校不適応、いじめ、暴力行為など、児童・生徒の問題行動を理解し、学校現場で役に立つ学校カウンセリング理論と具体的な方法を学習する。


回数

項    目

講  義  内  容  ・  手  法

教育相談の意義と目的

教育相談の意義と目的について学習する

生徒の抱える悩みについて(1

一次的援助ニーズ(すべての子ども、学習、対人関係など)

生徒の抱える悩みについて(2

二次的援助ニーズ(一部の子ども、学習、対人関係など)

生徒の抱える悩みについて(3

三次的援助ニーズ(特定の子ども、不登校、いじめ、非行など)

学校カウンセリングの理論(1

来談者中心療法の理論と演習

学校カウンセリングの理論(2

行動療法の理論と演習

学校カウンセリングの理論(3

ブリーフセラピーの理論と演習

学校における教育相談の事例

具体的な教育相談の事例を通して教師の対応を考える

教育相談を生かした学校経営

日常的な学校経営においてどう教育相談を生かすかを学ぶ

10

教育相談を生かした学習指導

日常的な学習指導においてどう教育相談を生かすかを学ぶ

11

教育相談を生かした教育活動

日常的な教育活動全般について教育相談をどう生かすか学ぶ

12

教師の対応の限界と校内連携

教師の対応の限界から保健室連携や校内連携の重要性を学ぶ

13

家庭・地域との連携

日常的な家庭・地域との連携の必要性を学ぶ

14

外部専門機関との連携

専門病院・児童相談所・警察などとの連携について考える

15

試験日

 
 

(書名)           (著者・編者)      (発行所)

教 科 書

なし

   

参 考 書

 

評価の方法

毎回実施する実習・レポート作成を50%、最終回の試験を50%、ただし出席は80%以上

とする。

受講上の

注意点等

@事前に資料で該当分野を読んでくること。A授業中の様々な実習には、積極的に参加すること。B質問のある学生はできる限り授業中、あるいは授業後にすること。C上記以外の質問は学生専用メールk-setobioindustry.nodai.ac.jpに質問事項を書きこむこと。

(教)教育実習T
3・4年次 通年 3単位 担当教員:井上正道・瀬戸健一
教育目的
4年次に実施する「教育実習」は中学校・高等学校に委託して行うもので、教職課程の学習の総仕上げ的な意味を持ち、大変重要な実習です。受け入れ実習校は日々の教育活動を行っている現場なので真摯な気持ちで実習に臨むことが大切である。そのために3年次から準備と事前学習が必要である。4年次で2〜4週間、実習校で勤務(実習)することは短期間であるが実務を体験する貴重な実習であり、その効果は計り知れない。これまでに学習してきた総合力を試される場であり、正に教員としての資質が問われる場でもある。実習校の指導に従い教育実習生としての自覚と責任のもとに、有意義で成果のある実習を行わなければならない。

回数

項    目

講  義  内  容  ・  手  法

 

3年

 

第1回オリエンテーション、4月

教育実習の意義、実施概要、実習予定校の選定と事務手続き等、実習レポート「理想の教師像」

第2回オリエンテーション、6月

教育実習内諾書配布、実習レポート「学校研究」について

第3回オリエンテーション、10月

教育実習の心構え、学校の一日、教育実習内諾書提出〆、依頼状発送、(受け入れ実習校決定)

第4回オリエンテーション、1月

学習指導案の作成について、授業の進め方

第5回オリエンテーション、1月

現職教員による講演会(中学校長、又は高等学校長を予定)

 

4年

 

第6回オリエンテーション、4月

実習直前指導、諸注意、各書類の配布

教育実習実施、5月〜11

実習校への派遣、教育実習、訪問指導

教育実習報告会(1)

実習レポート、(各自の報告)

教育実習報告会(2)

10

第7回オリエンテーション、12月

教育実習日誌提出、教職に関するアンケート記入

11

予備日

 

12

予備日

 

13

   
 

(書名)           (著者・編者)      (発行所)

教 科 書

「教育実習の手引き」       本学、教職・学術情報センター

   

参 考 書

 

評価の方法

レポート、実習校での評価、出席状況、受講態度等で行う。4年次の実習終了後に通算評価する。

受講上の

注意点等

(1)3年次4月に履修登録を必ず行うこと。未登録者は教育実習ができない。

(2)オリエンテーションは3学科又は、学科毎に実施するので掲示板、指示等を確認すること。

(教)教育実習U
3・4年次 通年 2単位 担当教員:井上正道・瀬戸健一
教育目的
4年次に実施する「教育実習」は中学校・高等学校に委託して行うもので、教職課程の学習の総仕上げ的な意味を持ち、大変重要な実習です。受け入れ実習校は日々の教育活動を行っている現場なので真摯な気持ちで実習に臨むことが大切である。そのために3年次から準備と事前学習が必要である。4年次で2〜4週間、実習校で勤務(実習)することは短期間であるが実務を体験する貴重な実習であり、その効果は計り知れない。これまでに学習してきた総合力を試される場であり、正に教員としての資質が問われる場でもある。実習校の指導に従い教育実習生としての自覚と責任のもとに、有意義で成果のある実習を行わなければならない。

回数

項    目

講  義  内  容  ・  手  法

 

3年

 

第1回オリエンテーション、4月

教育実習の意義、実施概要、実習予定校の選定と事務手続き等、実習レポート「理想の教師像」

第2回オリエンテーション、6月

教育実習内諾書の説明配布、実習レポート「学校研究」について

第3回オリエンテーション、10月

教育実習の心構え、学校の1日、教育実習内諾書提出〆、依頼状発送、(受け入れ実習校内定)

第4回オリエンテーション、1月

学習指導案の作成について、授業の進め方

望ましい板書授業について

黒板の書き方、使い方

授業実習の展開

授業の具体例

SHR等の講話の話し方

SHRの講話の演習

第5回オリエンテーション、教育実習に臨むに当たって1月

現職教員による講演会(中学校長、又は高等学校長を予定)

 

4年

 

第6回オリエンテーション、4月

実習直前指導、諸注意、各書類の配布

10

教育実習実施、5月〜11

実習校への派遣、教育実習、訪問指導

11

教育実習報告会

実習レポート、(各自の報告)

12

第7回オリエンテーション、12月

教育実習日誌提出、教職に関するアンケート記入

13

予備日

 
 

(書名)           (著者・編者)      (発行所)

教 科 書

「教育実習の手引き」     本学、教職・学術情報センター

   

参 考 書

 

評価の方法

レポート、実習校での評価、出席状況、受講態度等で行う。4年次の実習終了後に通算評価する。

受講上の

注意点等

(1)3年次4月に履修登録を必ず行うこと。未登録者は教育実習ができない。

(2)オリエンテーションは3学科又は、学科毎に実施するので掲示板、指示等を確認する