履 修 と は

 履修とは、「大学で決められた科目をおさめること」を意味しますが高校でのいわば受身の学習とは違ってきわめて自由、かつ自主的なものであります。したがって入学者は当然自発的、自主的に勉学する意思を持っているということが前提であり、入学者の勉学に対する意欲が確かでない場合には、講義にも出席せず、自主的に勉学しない“逆の自由”も保証されていることになります。そのような場合でも誰からも文句は言われない代わりに、結果についても当然自ら責任をとらざるを得ないということになります。

 具体的な履修方法については「履修のてびき」や学年始めに行うガイダンスで説明がありますが、要するに大学が組んだ時間割の中から一定の条件のもとに、各自が科目を選択して履修し、卒業に必要な単位数を満たしていくわけであり、その要点は下記のとおりです。
(1) 授業時間割は、必修、選択科目の相違はあるが、一定の条件を満たすように各自で選択して組み、選択した科目だけを受講すればよい。
(2) 科目の選択の仕方によっては授業と授業の間に空き時間ができることもあり、また場合によっては、授業のない曜日ができることもあり得る。したがって同級生であっても、ひとりひとりの時間割は異なる。
(3) 授業には3分の2以上の出席が必要である。出席日数が足りない場合は、試験を受験しても単位を修得できない場合がある。
(4) 学科ごとに指導教員制度(履修、生活指導、その他種々の相談に応じる。)はあるが、中学、高校での学級担任に相当する先生はいない。
(5) 学生諸君への通知・連絡はすべて掲示(学生ポータルサイトでの電子掲示板を含む)によって行うため、登校時等に必ず掲示板および学生ポータルサイトを確認する習慣を身につける。
 卒業に必要な単位数を修得するためには1年1年の積み重ねが必要であり、そのための大事なステップが履修登録(履修手続)です。履修登録をしていない科目は受験資格がなく、当然評価も与えられません。
 以下の本文の説明を熟読の上、十分注意して必ず全員が履修登録を確実に行ってください。わからないことは必ず学生サービス課で確認すること。

 

学生サービス課
              場   所: 学部本部1階
              業務時間: 8:30〜17:00(月〜金)