学部・学科の目的

 学部および各学科においては、建学の理念に基づき、人材養成と教育研究の面からそれぞれの目的を以下のとおり定めている。


生物産業学部
 本学部は、人類生存の基である生物産業にかかわる生産、加工、流通、経営を取り巻く自然科学的・社会経済的現象を教育研究の対象とした生物産業学を基盤として、文理融合の教育体系のもとで、生命・食料・資源・環境問題に関する深い知識を持ち、その解決方向を示すことの出来る地域社会・国際社会に貢献しうる人材を養成する。
生物生産学科
 本学科は、多様な陸圏領域の教育・研究が実践できるように配置した植物系、動物系、資源・環境系の分野において、新しい生物資源の開発や多様な環境に配慮した生物生産力の拡大、生物資源機能の新しい応用等にかかわる理論と技術を教育研究し、国際的な視点で地域産業の発展に貢献できる人材を養成する。

アクアバイオ学科
 本学科は、豊かな生態系と高い生産性に恵まれたオホーツク海を主たる場として、資源の生物学的知見と、それを育む水圏の環境及び生態系にかかわる知見とを統合的に理解させることを教育研究の目標とし、水圏環境の保全、水産資源の増養殖、解析、管理、未利用資源の開発、漁獲物の利用加工や流通等に資する人材を養成する。
食品科学科
 本学科は、オホーツク地域の農産、畜産、水産資源を有効に活用した食品の製造・加工法、食の安全・安心に関する研究及び食品の機能や生物化学的研究に重点をおき、食品の基礎から応用まで食に関する総合的な研究・教育を行い、食品産業界で即戦力として対応できる人材を養成する。
産業経営学科
 本学科は、生物資源や地域産業にかかわる事象に対し経済・経営・会計・情報技術・農業経営・環境科学の諸分野から総合的にアプローチし、人類が直面する地球規模での環境問題をはじめ、食料農業問題、資源エネルギー問題の解決にむけ、地域から取り組む能力と熱意にあふれる人材を養成する。