2018/10/15
学校法人東京農業大学(理事長:大澤貫寿)は、平成28年9月に、独立行政法人国際協力機構(以下 JICA)が発行したソーシャルボンドに投資いたしました。
ソーシャルボンドとは、調達された資金が、基礎インフラ開発や社会サービスへのアクセス改善等、社会課題への対応を目的とした分野への投融資に利用されることを前提として発行される債券です。
JICAが発行する国際協力機構債券(JICA債)の資金使途は、有償資金協力事業に充当され、開発途上地域の経済・社会の開発、日本及び国際経済社会全体の健全な発展のために活用されます。
東京農業大学は、教育の理念である「実学主義」のもと、海外に雄飛する人材を育てることを目的に、早くから開発途上国に目を向けた取り組みを行ってきました。JICAとは、卒業生の派遣等を通じた青年海外協力隊事業の支援をはじめ、草の根事業等を通じた国際協力支援など歴史的に深い関わりを有しています。
ソーシャルボンドの購入は、収益性の確保のみならず、国際協力事業への参画の一環として取り組むものであり、JICAが手掛ける有償資金協力事業を通じて、開発途上地域の経済・社会の開発、日本及び国際経済社会の健全な発展のために活用されることを期待しています。
本法人は、今後も適切なリスク管理のもとで、社会的責任の観点も考慮し、資金の運用を継続的に実施していきます。
お問い合わせ 財務部経理課(TEL 03-5477-2214)
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